スパイラル呼吸法™講座:第549回「アレクサンダー式呼吸法」1月21日
スパイラル呼吸法は、アレクサンダー式呼吸法(別名:ウィスパード「あー」)を応用して出来上がりました。
アレクサンダー式呼吸法のやり方は、息を吐き出すときに肋骨の両サイドを意識的に使います。口を「あ」の発音のように開けて、息の「ハー」という音を出します。
こちらはFM・アレキサンダー氏が生徒の手を肋骨に触らせて、動きを教えているところです。
頭のバランスを維持して、アゴを下げて口を開きます。そして息を吐き出しながら「ハー」です。
この呼吸法を使ってFM・アレキサンダー氏は、スクワットをやっていました。ところが当時の西洋人は、かかとを床につけたまま深くスクワットすることは、ほとんどできなかったんです。
そしてみんなの興味と関心があるのは、FM・アレキサンダーの手の使い方(ハンズオンワーク)でしたから尚いっそう、筋トレみたいなスクワットは誰も見向きもしませんでした。今となってはこれがトレーニングの失敗だったというのが私の考えです。
こちらはトレーニング風景。生徒たちが練習しています。私もだいたいこんな感じで、3年間学んでいました。
写真を見て分かるとおり、ニュアンスは違うとしても、やってることは気功術と大差ないでしょう。プラーナ(気)を高めるには、マネ事しても体得することはできません。
それでも数名の生まれつき素質のある生徒は、うまくFM・アレキサンダーのワークを受け継ぐことができたようです。
プラーナの質を高めて内なる神秘のヘビを冬眠から起こすには、呼吸法が不可欠です。私はスパイラル呼吸法でそれの起動成功しました。
- スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン