ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/14日葦毛(いもう)湿原と背後の尾根を歩き石巻山まで その1:JR二川駅から松明(たいまつ)峠まで行く。

2019-03-15 17:16:23 | 草花
(このシリーズは6回に分けてレポートします。)
朝の寒い日が続いています。
14日にJRを利用して豊橋市近郊の山を歩いて来ました。
弓張山地という、主に愛知県と静岡県の県境をなす尾根を歩いたことになりますが、その中で、カタクリの花や、イチゲキスミレ、ヒロハノアマナなど、春の花を見られたら良いと思っていました。
また、一旦稜線から下って葦毛(いもう)湿原内でハルリンドウの花を見られないか・・・・・と、いろいろ欲望を膨らませ、その上にあわよくば、今年初めてとなる富士山の眺めは得られないものかと目論んでも居ました。

そんな希望に満ちた山行でしたが、叶えられたものもあり、駄目だったものもあり、総じてなかなか充実した時間を持てました。
位置図と実行図 ↓

赤い実線が歩いた部分で、概ね南から北に歩いています。
JRの二川駅から、石巻山を下りて、バスの発着所まで、およそ20kmほどを歩きました。



断面図 ↓

稜線上ではかなりの凹凸を忠実にたどって行きます。



東刈谷駅 ↓

山を歩くのですから出発は早ければ早いほど良いのですが、この駅発の電車は一番早いのでも06:04分です。
薄暗いホームで電車待ちしています。



石巻山を遠望 ↓

電車が豊橋に近づいて来ると、本日最後に行くことになる石巻山が見えて来ました。
空模様は生憎で、寒そうな曇り空です。



二川駅の駅舎 ↓

二川駅に下り立ち、これから山に向かい住宅地を歩いて行きます。



ヒサカキ ↓

人家の入り口のところでヒサカキの花を見ます。



道を教えてくれた親切な人 ↓

住宅地の中を歩きますが、かなりややこしい道です。小生はGPSに経路を引いていて、それに忠実に歩けばよいのですが、親切な方がわざわざこちらまで来て、道を丁寧に教えてくれました。有り難いことですので少しだけ予定線から離れて、教えられた道を歩くことにします。
教えてくれた方は犬のお散歩中で、品評会に参加させるという立派な柴犬を連れていました。



ここから始まる ↓

本格的な登り勾配はこの階段から始まりました。



モチツツジ ↓

山道に入ると早速モチツツジがフライング咲きしています。



こんな山道を行く ↓

道はよく整備されていて、危険なところはありません。学校遠足の通り道のような感じですね。



マキノスミレ ↓

マキノスミレに出逢いました。色も姿も気に入っています。



キヅタ ↓

キヅタには疎らに実がなっています。



タチツボスミレ ↓

このスミレにはこの後時々出会っています。



松明峠が見えた。 ↓

松明峠が見えて来ました。 二川の駅舎を出てから50分後のことで、標高は240m上げたことになります。
此処へ来る山道の途中から弓張山地の稜線歩きが始まっています。



松明峠 ↓





この峠は山の頂上のようなところで「東山」とも呼ばれています。標高が258mあり、眺めもなかなか良さそうですが、春霞みたいな不鮮明さがあり、太平洋の波の色までは判りませんでした。
標石は例の「宮標石」ですね。



行く手 ↓

これから歩いて行く尾根と目指す峰が見えています。
小休止のあと稜線歩きに戻ります。この先はまだとても長い道のりです。



ジシバリか? ↓

この黄色はジシバリでしょうか?



ヒサカキ ↓

稜線で見たヒサカキは人家の前で見たヒサカキよりも花が大粒でした。


コメント (4)
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