伊藤みどりさん、フィギュアスケートの世界アダルト選手権で優勝というニュースが飛び込んできました。
こう言ってはなんですが、カタリナ・ビットの演技って、今見ると全然大したことないですが。スピードもないし。これで優勝したんだなあ、と不思議な感じ。
今回はこのニュース、結構大きく取り上げられていますが、みどりさんの年齢と関係あるのでしょうか❓
国際アダルト選手権
— Mappe (@Mappe_da) May 14, 2024
Masters Elite Women III + IV Artistic FS 結果
1. 伊藤みどり 21.00
2. Magdalena HUBER KREDL (SUI) 19.08
3. Jana PRIBYLOVA (CZE) 19.00
リザルトhttps://t.co/k3xNhZBtdH pic.twitter.com/8lTJfB4BwA
みどりさん、すでに何回もこの大会に参加されていますね。今回で何回目❓毎回❓
が、幾つになっても、そのスケーティングは現役時代の片鱗を感じさせますね。さすがです。
さて、先日は、宇野昌磨選手が現役引退を発表したばかり。
時代の移り変わりを感じます。
みどりさんの今回のニュースであらためて思ったことが、伊藤みどりさんは当時のフィギュアスケートの最先端を行っていた、ということ。
というのも、5種類のトリプルを飛び、女子でもジャンプという技術力で勝負できるんだ、ということを教えてくれたのが、みどりさんだから。
あの頃からもうかなりの年月が経っているのに、その演技は、今の女子が行なっていることとほとんど変わらないから。3A,トリプルのコンビネーション、ルッツとか、みどりさんが今の時代に現役選手であったなら、と何度も思ったものです。
https://t.co/UWj8i9aI2z
— Yuri (@piano_yuri) July 10, 2020
当時、5種類のトリプルを跳ぶ女子は彼女だけでした。88年カルガリー五輪フリー。すごい歓声とスタンディングオベーション。五十嵐文男さんの解説がまたいいです。#伊藤みどり
でも、カルガリーでのみどりさんの演技を見て、これでなぜ5位、と思ったら、コンパルソリーというものがまだあった時代です。要するに、正確な図形を氷上で描く、というものですが、みどりさんはこの成績が悪かった。ジャンプや演技の習得で忙しくコンパルソリーなんてやってられない、のかもしれませんが、それでもフリーで4位というのが理解できず。当時の採点方法はどうなっていたのか。
今の時代の採点方法だったら、ジャンプには大幅に加点が加えられて、ダントツ1位ではないでしょうか。
その採点方法を覆したのは、バンクーバーで銀メダルだったプルシェンコ。4回転を飛んだのに優勝できないとはどういうことか、と猛抗議してました。これでは、フィギュアスケートのスポーツとしての進化はない、と。確かに。
それが今では、男子では4回転が主流になってきています。採点方法も大幅に変わり、これも、プルシェンコのおかげかもしれません。
これからの日本のフィギュアスケートの世界はどうなっていくのか。
羽生結弦さんもプロになり、アマチュアの世界は、ファンを獲得していく、ということを考えたら厳しいかもしれませんが、新たなる実力者が現れて行ってほしいですね。
完全に飛び上がってから回転始めてる
— ハヤシ (@QjSeJyb62gUwVOq) May 15, 2024
ディレイジャンプ
回転不足何?それおいしいの?状態
今よりずっと重いスケート靴でこの高さと飛距離 後にも先にもこれ以上のジャンプは無い みどりの後にみどり無しみどりの先にもみどり無し 気分がスカッとする映像#伊藤みどり#優勝おめでとう pic.twitter.com/jy3OvSHH6N
こう言ってはなんですが、カタリナ・ビットの演技って、今見ると全然大したことないですが。スピードもないし。これで優勝したんだなあ、と不思議な感じ。