一度は歩いてみたい場所として
「尾瀬ヶ原」があります。
今回は、
その「尾瀬ヶ原」ウォークに挑戦です。
関西から尾瀬に行くにはやはり遠いですね。
公共交通機関でも行けますが
荷物や利便性を考えると
どうしても車ということになります。
尾瀬ヶ原へは群馬県片品村から「鳩待峠」に行き、
そこから尾瀬に入るというコースをとりました。
尾瀬ヶ原ウォーキングのコースです。
※今回、「My Tracks」のアプリの起動を忘れ、
途中からとなっています。
「鳩待峠~尾瀬ヶ原」はウォーキング、
「鳩待峠~尾瀬第二駐車場」間は
乗合バス・タクシーです。
5月28日(入梅の前日)。
ここが尾瀬ヶ原へのベースキャンプ、
片品村の「尾瀬戸倉温泉」にある
第二駐車場です。
まだ、観光客は少ないようで駐車場はがら空きです。
この前に乗合バス・タクシーの停留場があります。
鳩待峠に着いたタクシー。
タクシーといっても乗合です。
満席になれば出発します。
尾瀬が原への玄関口「鳩待峠」。
しかし、この看板少し不思議ではありませんか?
「国立公園尾瀬」の右下に「東京電力」の表示???
と、思いつつ「山の鼻」へ向かいます。
行きは下りで、よいよい・・・。
鳩待峠の標高が1591m
尾瀬ヶ原の標高は1400m
標高差約200m下ります。
いきなり、「水芭蕉」が歓迎してくれます。
この分だと、尾瀬湿原の水芭蕉は期待できそうです。
一面の「水芭蕉」が・・・。
水のないところにも咲くようです。
木道の右側には雪が残っています。
今が見ごろのようです。
でもまだここは「尾瀬ヶ原」ではありません。
間近で見る「水芭蕉」
きれいですね。
見事な群生です。
木道は右側通行が基本。
強力さんが荷物を高く積んで
木道を行きます。
この日は35kgぐらいということでした。
この大筆の先のようなものが開くと
水芭蕉になるのでしょうか。
約1時間ほどで
「山の鼻」ビジターセンターに着きました。
この時期、まだ人も多くありません。
さあ、ここからが「尾瀬ヶ原」です。
木道がずうっと続いています。
向こうに見えるのが「燧ヶ岳」です。
振り向くと「至仏山」です。
尾瀬ヶ原はこの二つの山に挟まれた
湿地ですね。
「牛首」の分岐点に着きました。
左回りに「ヨッピ吊橋」へ向かいます。
途中にこんなものがありました。
熊よけの鐘です。
「人間が通りますよ」という合図です。
念のためよく鳴らしておきました。
一級河川ヨッピ川に架かる
「ヨッピ吊橋」に着きました。
この橋も「東京電力」が・・・。
そういえば、木道にも見たことのある焼印マークが・・・。
(ビジターセンターで確かめると
東京電力がダム建設のためこの辺りを所有しているとか。
今は、国立公園なので木道などの補修等の管理をしているとのこと。
関東の人は東京電力のCMでなじみがあるとのことでしたが。
なるほど、関西では東京電力のCMは流れないものね。
詳しくはこちらで)
ヨッピ吊橋から「竜宮小屋」を目指します。
竜宮小屋で一休みです。
ラーメンやコーヒーなど売っています。
強力さんが運んできたのでしょうね。
竜宮小屋から至仏山を望みます。
カメラが安物で良い天気だったのですが
このような曇った雰囲気しか出ていませんね。
やっと間近に湿原の「水芭蕉」が見えてきました。
きれいな流れに咲く「水芭蕉」の群れです。
水と「水芭蕉」のコントラストがいいですね。
至仏山と水芭蕉の群れです。
ここが水芭蕉の群生地ですが
間近とはいきません。
また、あちらこちらに群生して咲いていますが
ずっと木道から離れたところでした。
この時期は
水芭蕉は咲いていますが、
あとはこのような風景です。
帰りに雪が赤く染まっているのに気づきました。
これは雪解けが進み、
地面があらわれる数日前に発生する現象で、
アカシボ(赤渋)と呼ばれるそうです。
今年最後の「アカシボ」現象でしょう。
今回は歩数計で20km以上歩きましたが、
尾瀬ヶ原そのものは平坦で
木道もよく整備されていて
歩きやすいといっていいでしょう。
「水芭蕉」の咲くころに行くことができてラッキーでした。