無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

カナダの思い出 43 カナダ雁

2011-01-21 17:43:57 | カナダの生活

動物について前にも触れましたが、トロント市内の公園でよく見られたものに「カナダ雁 (Canada Goose)」があります。なかなか人懐っこく餌をやると寄ってきます。

【カナダ雁】

カナダグースは結構大きな鳥です。アヒルぐらいはあるでしょうか。トロントでは公園の川端や湖岸などでよく見られます。

           
結構大きな鳥でしょう。首が黒く、目の下の白が特徴です。
人をあまり怖がる様子は見られません。
向こうに川が見えますが結構数がまとまっていますね。
これも街中の川が流れている場所ですが遊歩道の近くまで子供を連れて出てきます。
餌をやると食べに来ます。多分あんまりしてはいけないことだとは思いますが…。
トロントは大都会なのに街中で野生動物と触れ合えるのが驚きです。

右側で公園の様子が見られます。
≫ ≫ ≫ こんなところです(Google Map)

カナダの思い出 42 ケープブレトン島②

2011-01-19 16:10:36 | カナダの生活

カリブー(Caribou)からアンティゴニッシュ(Antigonish)まで来ましたが、いよいよケープブレトン島(Cape Breton Island)へ入ります。トランス-カナダ・ハイウェイ104号を走り、島に入ったところでトランス-カナダ・ハイウェイ104号と別れを告げ19号線で最東端のケープ・ブレトン・ハイランド国立公園(Cape Breton Highlands National Park) を目指します。そして、南下してまた104号に合流して帰ってくるコースです。
※コースはこちらです

【ケープブレトンハイランド国立公園~バデック・ケープブレトン島】

いよいよ未知の世界へ行きます。何せ兵庫県と大阪府を合わせたぐらいの面積に十数万人ぐらいしか住んでいないということです。

                   

ケープブレトン島に入るには海峡を渡らなくてはなりません。海峡は埋め立てられてハイウェイと鉄道が走っています。船の通行のため、海峡の一部が運河となっています。運良く(?)船の通行に出くわすと橋が回り通行できません。その間、車を降りて待つこととなります。

※周りの様子はGoogle Mapでどうぞ

運河の葉氏を渡るとすぐに観光案内所があります。バグパイクでお迎えです。こういう衣装を見ると州の歴史が何となくわかります。

※こんなところです。Google Mapでどうぞ
さあ、ケープブレトン島です。おなかが減ってきたのでマボウ(Mabou)というところで店を見つけました。

※こんなところにある店です。 とても田舎ですよ。

※店のHPはこちらです。 店の看板がかわりましたね。メニュも載っています。 
19号線を北上していくと海岸線が見えてきます。

※美しい景色が広がります。
道路が続いているのがよく見えますね。サイクリングに来ている人もいます。

※同じ角度からの景色です。
さすがに自然がいっぱいの地域です。雌のムースが道端に出てきました。若い草を食べに来たのでしょうね。

※ムースの画像です。 さすがにこの一帯は自然そのものなんでしょうね。

最東端のケープ・ブレトン・ハイランド国立公園(Cape Breton Highlands National Park)を抜けて南下するとパディク(Baddeck)という町がありました。漁師町らしいです。

 

桟橋につながれている船や家々もカラフルです。
すぐ目の前の島の先端にかわいい灯台があります。絵葉書になるような光景ですね。
ここでも休憩と食事です。バディックからさらに南下した三叉路にありました。赤い色が目に留まります。
もうここからは、ケープブレトン島に入る橋まで75km程です。

※こんなところにあります。

カナダの思い出 41 ケープブレトン島①

2011-01-18 16:27:50 | カナダの生活

P.E.I.からノバスコシア州のカリブーにフェリーで渡り、約350kmある最東端のケープ・ブレトン・ハイランド国立公園(Cape Breton Highlands National Park) を目指します。ぐるっとケープブレトン島(Cape Breton Island)を一周して元の場所に帰ってくるコースです。全行程約550kmの旅です。2回に分けて紹介します。        ※全体のコースはこちらです。

【アンティゴニッシュ(Antigonish)・ケープブレトン島】  ※このコースはこちらです。

カリブー(Caribou)で下船して、トランス-カナダ・ハイウェイ104号でケープブレトン島を目指します。

             
カリブー(Caribou)でフェリーを降ります。ここからノバスコシア州の旅が始まります。
アンティゴニッシュ(Antigonish)まで来ました。今日はここまでです。
Coastal Inn Antigonish」で泊りです。まだ、ケープブレトン島に入ってはいません。

付近の様子はGoogle Mapでどうぞ
宿の向いがステーキハウスです。「Mother Webb's」といいます。長い距離を走るカナダの旅ですがどこに行っても宿と食事には困りません。

※Mother Webb'sのメニューはこちら
アンティゴニッシュ(Antigonish)の近くでボムキット(Pomquet)というビーチの表示を見つけました。
幹線道路から外れ、行ってみます。のどかな田舎道です。
とても牧歌的な風景です。カナダを旅していて思うのはこの何気ない自然だと思います。
ビーチの入り口に着くと浜辺までは木で通路が作られています。自然を守るためでしょう。こんなところにも配慮がされていますね。
誰もいないビーチでした。この日は小雨が降り、夏だというのに肌寒い日でした。

大山無聊軽便鉄道―魚梁瀬森林鉄道―

2011-01-17 15:54:13 | 趣味の鉄道 5inchgauge

 


魚梁瀬森林鉄道は、高知県東部に位置する安芸郡馬路村から海沿いの奈半利町まで走っていた森林鉄道だそうです。廃線後、馬路村魚梁瀬(やなせ)地区の丸山公園に保存されています。現在は公園内に敷かれた周回軌道を走っています。希望すれば運転も可能です。
                                 魚梁瀬へのアクセスはこちらです。 


魚梁瀬地区の森林鉄道


丸山公園にある森林鉄道館です。特別に何かあるのかと思いますが実際は車輌が保管されているだけです。訪問した日も誰もいませんでした。

魚梁瀬森林鉄道へはこちらからどうぞ!
森林鉄道館を線路側から見たところです。引き込み線に車輌が見えます。左手に続く線路が公園内の周回軌道です。 引き込み線に停めてあった車両です。珍しい形の車輌ですが、用途はわかりません。見たところでは人が乗るもののようでした。 前後の形が全く同じです。どこからか持ってきたようです。しかし、なかなかかわいい車輌です。気動車でしょうか。 それにしても無造作に置いてあるのにはびっくりしました。
手前は手漕ぎのトロッコのようです。
運転席もシンプルなものです。手作り感が出てとてもいいですね。 これが実際に運転させてもらった「谷村式」DL(復元)です。観光用に客車を牽引しています。この車両をインストラクター付きで客を乗せて運転させてもらえます。駅での定位置停車が難しいですね。 「谷村式」の表示が見えます。なかなか面白いバックビューです。後ろ中央のマークはこの車両を復元した高知県の「株式会社垣内」という会社のものらしいです。 運転席と側面です。プレートに「谷村鐡工所型(復元)機関車の表示があります。平成3年7月製造とあります。
スピードコントロールはボリュームつまみのようなもので行います。
動輪の様子です。珍しい形です。 三両の客車を牽引しています。最後尾の客車は運材台車に乗せてあります。
これを運転させてもらえます。
客車が運材台車に乗っている様子がよくわかります。 運材台車の構造です。この上に客車を乗せているのですね。それにしてもこの運材客車も無造作に置かれていました。 酒井工作所(SKW)の車輌です。 後ろ姿と運転席です。窓枠は木製です。連結器もシンプルですね。 ラジエターのキャップは独特の形をしています。 別の車輌です。カラーリングが楽しいですね。「野村式」と表示してあります。 後ろ姿も重厚な感じがします。この車両も「株式会社垣内」のシールが貼ってありましたから復元かもしれません。 かわいい手動式のポイント切り替え機です。「だるま型転轍機」というそうです。 ポイントの様子です。とてもゆるい感じがします。 懐かしい鉄道の風景です。 このような信号もも設置されています。手作り感が出ています。 線路の様子です。枕木と枕木の間隔が広いのがわかります。

馬路村の森林鉄道


これは馬路村の中心地(?)「馬路温泉」の前にある森林鉄道です。観光のために再現されていますがあまりにも遊園地的です。残念ですね。ここにしかないというものが再現されていたらいいのですが・・・。

馬路地区森林鉄道へはこちらからどうぞ!

森林鉄道の蒸気機関車を再現した車輌が走ります。観光のためですがあまりにも遊園地的ですね。興味は湧きませんね。どうしてこうなるのでしょうかね。
線路のそばに「日本車両」の坑内用ディーゼル機関車が静態保存されています。とはいえ、あまり手入れはなされていないようです。
これはインクラインというものです。水を動力としたケーブルカーということです。木材の運搬に使用したとのことです。実際に乗車できます。
森林鉄道の横にありますよ。



カナダの思い出 40 メープルシロップ

2011-01-16 15:30:18 | カナダの生活

カナダといえば砂糖楓、メープルシロップが有名ですね。そこで、今回はメープルシロップの採取からできるところまでを見せてくれる場所にご案内します。

【メープルシロップ】 

紹介するのは、トロント郊外のブルースズ・ミル保護地域(Bruce's Mill Conservation area)のメープルシロップトレイルです。

               
ゲートをくぐり、メープルの林を歩くとシロップ採取のデモンストレーションが見られます。
こんな説明板もあります。アメリカメジャーリーグ(Toronto Blue Jays )の名前にもなっている「ブルージェイ」がきれいですね。ただし、鳴き声は今一つです。
樹液を採取する入れ物の変遷です。左側から古い順に白樺、木桶、バケツです。

しかし、もっと便利な方法がこれです。各木にチューブを通し、それが集まって樹液を煮詰める小屋までつながっています。自動樹液採取方法です。

拡大した画像がこれです。木の幹にチューブの先を差し込んであります。樹液が自然にチューブを通って流れていく仕掛けですね。
昔はこのように木々を回って、樹液を集めていたのでしょうね。
この小屋に集めて、樹液を煮詰めます。
樹液を釜で煮詰める昔ながらの方法も見ることができます。衣装も当時のものを着ていますね。
市販されているメープルシロップです。おいしいですね。缶の裏表はバイリンガル表示です。カナダですね。