学校水泳の特色として、時間を有効に使えるという利点があります。
本校は学校内の施設でクラブ活動を行っていますので移動の必要がなく、授業後すぐに練習に入ることができます。
6時間目の授業が14:55に終了するため、ホームルームのあとすぐに練習に入ります。
Bチームは15:15分から水泳の練習がスタートし、Aチームは陸上トレーニングを行います。
平日の練習終了時間はBチームが17:00、Aチームが18:30です。
土曜日は4時間授業のため、Bチームは15:30、Aチームは17:00には練習が終了します。
練習終了後に帰宅するので、食事の時間や学習・睡眠時間も十分にとることができます。
練習は月曜日から土曜日で大会以外は日曜日を休みにしていますので、十分に身体を休めることができ、精神的にもリフレッシュすることができます。
やはり、学校の授業がある平日の休みと日曜日の休みを比べると体力面だけでなく、精神的な回復も異なります。
休みをしっかりとることは、充実した練習を行うことと同様に大切なことだと考えています。
「やるときはやり、休む時は休む」という豊山水泳部の方針は長年にわたり受け継がれた伝統の一つです。
試験中は2,3時間の試験後にすぐ練習を行いますので、さらに早く帰宅することができます。
夏休みや冬休みなどの長期休暇中にプールを利用するのは水泳部だけなので、自由に練習時間を確保することができます。
時間を有効に使えることで、水泳や学習に対して効率的に取り組むことができ、余暇に家族や友人と過ごすことができます。
学生時代は水泳だけでなく、学習時間を確保し、家族との食事や休暇を楽しむことも大切です。
Bチームに学習成績が優秀な生徒が多いのは、有効に時間が使えて運動と学習の良い効率を保っていることがあげられます。
青春時代の時間ほど貴重なものはありません。
それを有効に使え、クラブ活動や学習の成果につなげることができることは学校水泳の大きな特色の一つであるといえます。
竹村知洋