腰を安定させることができたら、次にその力を足先や指先に伝えていきます。
指先では特に「小指」に力を伝える感覚を強調します。
なぜ小指に力を伝えるかというと、小指の力を意識したほうがより強い力を発揮できるからです。
スポーツにおける小指の重要性は、インターネットで調べるとたくさんの資料が出てきます。
おそらく小指はしっかりと物につかまり、大きな力を発揮するときに使う指なのでしょう。
親指や人差し指は細かく、小さな動きに適しているようです。
腰と小指の大切さはどんなスポーツにも共通していると考えています。
4種目に共通していえることは、きちんと小指で水をとらえてキャッチすることです。
腰に力を入れ、身体の裏側を伝って足先や指先に力を伝える感覚を養うことでより強い力を発揮することができ、美しいフォームになります。
それができるようになれば無駄な力みがとれ、必要な部分に力を入れることができるようになります。
「力む」ことはその人が本来持っている力をだすことができなくなり、疲れやすくなることにつながります。
脱力することを口でいうことは簡単ですが、なかなか実行できないものです。
筋肉の動きを教え、自然に脱力するまで練習するしかありません。
頭でいくら考えるよりも体に覚え込ませることが大切だと考えています。
今日のBチームの様子です。
竹村知洋