ユースオリンピックで吉田・谷口両選手が奮闘している中,豊山組も昨日から朝練習が始まり,いよいよ本格的な強化期間に入りました。
今年は,9月に入った時点で選手たちのモチベーションが高く感じたので,例年よりも早めに本格的なトレーニングを再開させました。引き続きフォームの改善・修正を行いながら,体力の向上に努めて欲しいと思います。また,これからはさらに厳しいトレーニングが行われていきますが,トレーニングを再開した時のモチベーションを忘れず,取り組んで欲しいと思います。
これからの時期は気温が下がり,日照時間も短くなるため,精神的にも体力的にも疲れを感じやすくなります。練習を頑張るだけではなく,休養・食事もしっかり摂り,1日1日を大切に過ごして欲しいと思います。また水泳だけではなく,学業にも身を入れて充実した日々を送って欲しいと思います。
安村 亜洲
ユースオリンピック続報です。
100m平泳ぎで谷口卓が第3位に入賞、銅メダルを獲得しました。
吉田啓祐は200m自由形に出場し、ベストタイムを更新し、第5位に入賞!
引き続き、応援よろしくお願いします。
竹村知洋
アルゼンチンのブエノスアイレスで行われているユースオリンピック速報です。
400m自由形に出場した吉田啓祐がベストタイムを更新し、第3位に入賞しました!
結果はこちらから(https://www.buenosaires2018.com/results/en/swimming/daily-schedule-date=2018-10-07.htm?lng=ja)
大舞台でのベストタイム更新で、入賞は価値のあることです。
これからも応援よろしくお願いします!
谷口卓も100m平泳ぎで決勝に進出しています。
こちらは結団式の写真です。
竹村知洋
腰を安定させることができたら、次にその力を足先や指先に伝えていきます。
指先では特に「小指」に力を伝える感覚を強調します。
なぜ小指に力を伝えるかというと、小指の力を意識したほうがより強い力を発揮できるからです。
スポーツにおける小指の重要性は、インターネットで調べるとたくさんの資料が出てきます。
おそらく小指はしっかりと物につかまり、大きな力を発揮するときに使う指なのでしょう。
親指や人差し指は細かく、小さな動きに適しているようです。
腰と小指の大切さはどんなスポーツにも共通していると考えています。
4種目に共通していえることは、きちんと小指で水をとらえてキャッチすることです。
腰に力を入れ、身体の裏側を伝って足先や指先に力を伝える感覚を養うことでより強い力を発揮することができ、美しいフォームになります。
それができるようになれば無駄な力みがとれ、必要な部分に力を入れることができるようになります。
「力む」ことはその人が本来持っている力をだすことができなくなり、疲れやすくなることにつながります。
脱力することを口でいうことは簡単ですが、なかなか実行できないものです。
筋肉の動きを教え、自然に脱力するまで練習するしかありません。
頭でいくら考えるよりも体に覚え込ませることが大切だと考えています。
今日のBチームの様子です。
竹村知洋
フォームの見直しをするときに常に言っていることは、腰の大切さです。
これはどんなスポーツにも共通していることだと感じています。
腰をしっかりと安定させることで良い姿勢を作り、強く大きな力を発揮することができます。
特に水泳の場合は水に浮いているため、身体を安定させる必要があります。
人間は陸上を歩くための身体として発達していますから、水の中で活動するようにはできていません。
大きな頭や膝、肘などの関節は、水中での動きの妨げになります。
その抵抗をできるだけ少なくし、スムーズに力強い動きをする必要があります。
一番参考になるのは、もともと陸上で生活していた動物が再び水中に戻っていった例です。
クジラやイルカ、シャチなどがそれにあたります。
そのため、腰に力を入れて、それを足先に伝える感覚を意識させるときに最初に練習するのは、「ドルフィンキック」です。
ドルフィンキックが上手くできると、とても心地よく水中を進むことができます。
クジラやイルカが乾燥していて身体が重く感じられる陸上の生活から、暖かく身体が軽く感じられる海に生活の場所を変えたのも少しは理解できるかもしれません。
体幹をしっかりと使う動きは、人間が本来もっている自然な動きの感覚なのです。
皆で練習後にプロテインを飲んでいる様子です。
竹村知洋