次女は「溶連菌感染症」でした。
ご心配くださった方、本当にありがとうございました。
前日に「寒い」「おなかが痛い」「口が痛い」「手が痛い」と言っていました。
熱が夕方37度出て、夜には38度出ました。
次の日、病院に行って、のどが赤いので「インフルエンザ」と「溶連菌感染症」の検査をしました。
「インフルエンザ」の検査は綿棒のような長いものを鼻から入れていきます。
これはかなり痛いようで、大泣きします。
そして、「溶連菌感染症」の検査はのどに綿棒のようなものを入れて検査しますが、痛くないようです。
次女は「溶連菌感染症」にうっすらついたので、薬が出ました。
薬は「抗生物質」と「下痢止め」でした。
抗生物質を飲むと下痢をするようになるのでそのような薬となったようです。
この病気は抗生物質を朝昼晩10日間飲み続けないといけません。
合併症が怖い病気です。
熱が高くなります。昨夜は39度4分まで出ました。
熱が夜と次の日の朝下がれば、一番のおしっこを持って病院へ行き検査します。
パソコンで詳しく調べてみました。
「溶連菌感染症」
A群β溶血性連鎖状球菌が主に「のど」に感染するために起こります。
①うつること、②合併症があること、③薬をきっちり飲まなければいけないことなどが特徴です。
症状:
1.熱 (37.5ー-40度)
2.のどの痛み、ぶつぶつして赤い苺のような舌、腹痛、頭痛 など。
3.赤インクを霧吹きで吹いたような発疹が発熱後12-24時間後に腋の下、そけい部などから始まり
全身に広がる。かゆみがある。
4.発疹出現後7日目ころより皮膚の皮がむける。顔から始まり手足の先まで。
5.普通5-15才児におこり、3才未満の乳幼児はかぜ症状が主体(かぜ全体のなかで溶連菌の占め
る割合は15-20%)で年長児に見られる上記のような典型的なものはまれ。
経過(治るまで):合併症が無ければ1~2週間。ただし合併症が起こる可能性があるのでしばらく
経過観察が必要。
合併症:リューマチ熱(心臓弁膜症など)、急性腎炎、中耳炎、副鼻腔炎、自家中毒。
劇症型、敗血症などもある。
潜伏期間:1-7日、
感染期間(他人にうつる期間):発症してからくすりを飲む前まで(飲み始めて24時間以上過ぎ
れば
うつらない)
似ている病気:EBウイルス感染症、C又はG群溶連菌感染症、麻疹、風疹、川崎病など
治療:抗生物質の服用
1.ペニシリン系(ABPCなど)の10-14日間服用が標準的な方法
2.最近はセフエム系(フロモックスなど)の5日間服用も使用される。
なおどちらの方法でも効果は同様と言われています。
その他: どちらの方法を使用しても再発や再感染がある。
なお健康であるにかかわらず溶連菌を持っている人もいる(健康保菌者)
家庭での看護・注意:
1)薬 きちんと決められた期間(症状が無くなっても)飲むこと
2)安静 熱のある間、のどの痛い間、発疹の出ている間は運動や外出はしない
3)熱が無く、元気がよければ風呂は入っても良い。食事は普通。
4)他人への感染防止 通常飛沫感染するが(食事やミルクなどからの感染もある)、薬を飲めば24時
間以内に他人にうつらなくなる。なお兄弟や家族にも同じような症状やのどの痛みがあれば受診が必
要。また兄弟に予防的にくすりを飲ませるときもあるが必ず飲ませなければいけないわけではない。兄
弟もうがいはした方がいい。
5) 登校・登園 薬を飲んで2日間熱が出なくなってから。
検査について:
溶連菌は簡単に検査することが出来るようになりました。のどから検査できます。ただし検査薬の
感度はまだ100%ではありません(85-95%)。また薬を飲むと反応が出なくなります。そのため検
査陰性は100%溶連菌感染を否定することにはなりません。しばしば血液検査の併用が必要です。
なお溶連菌は常在菌でもあり、子どもののどからしばしば見つかります。従ってこの菌がいるだけでは
病気ではありません。
「インフルエンザ」も流行っていますが、「溶連菌感染症」も流行っているようです。
とにかく病院で検査してもらい、その病気に合った対処法で感染を拡大しないようにしないといけないなあと思います。
みなさんもお気を付け下さい。
ご心配くださった方、本当にありがとうございました。
前日に「寒い」「おなかが痛い」「口が痛い」「手が痛い」と言っていました。
熱が夕方37度出て、夜には38度出ました。
次の日、病院に行って、のどが赤いので「インフルエンザ」と「溶連菌感染症」の検査をしました。
「インフルエンザ」の検査は綿棒のような長いものを鼻から入れていきます。
これはかなり痛いようで、大泣きします。
そして、「溶連菌感染症」の検査はのどに綿棒のようなものを入れて検査しますが、痛くないようです。
次女は「溶連菌感染症」にうっすらついたので、薬が出ました。
薬は「抗生物質」と「下痢止め」でした。
抗生物質を飲むと下痢をするようになるのでそのような薬となったようです。
この病気は抗生物質を朝昼晩10日間飲み続けないといけません。
合併症が怖い病気です。
熱が高くなります。昨夜は39度4分まで出ました。
熱が夜と次の日の朝下がれば、一番のおしっこを持って病院へ行き検査します。
パソコンで詳しく調べてみました。
「溶連菌感染症」
A群β溶血性連鎖状球菌が主に「のど」に感染するために起こります。
①うつること、②合併症があること、③薬をきっちり飲まなければいけないことなどが特徴です。
症状:
1.熱 (37.5ー-40度)
2.のどの痛み、ぶつぶつして赤い苺のような舌、腹痛、頭痛 など。
3.赤インクを霧吹きで吹いたような発疹が発熱後12-24時間後に腋の下、そけい部などから始まり
全身に広がる。かゆみがある。
4.発疹出現後7日目ころより皮膚の皮がむける。顔から始まり手足の先まで。
5.普通5-15才児におこり、3才未満の乳幼児はかぜ症状が主体(かぜ全体のなかで溶連菌の占め
る割合は15-20%)で年長児に見られる上記のような典型的なものはまれ。
経過(治るまで):合併症が無ければ1~2週間。ただし合併症が起こる可能性があるのでしばらく
経過観察が必要。
合併症:リューマチ熱(心臓弁膜症など)、急性腎炎、中耳炎、副鼻腔炎、自家中毒。
劇症型、敗血症などもある。
潜伏期間:1-7日、
感染期間(他人にうつる期間):発症してからくすりを飲む前まで(飲み始めて24時間以上過ぎ
れば
うつらない)
似ている病気:EBウイルス感染症、C又はG群溶連菌感染症、麻疹、風疹、川崎病など
治療:抗生物質の服用
1.ペニシリン系(ABPCなど)の10-14日間服用が標準的な方法
2.最近はセフエム系(フロモックスなど)の5日間服用も使用される。
なおどちらの方法でも効果は同様と言われています。
その他: どちらの方法を使用しても再発や再感染がある。
なお健康であるにかかわらず溶連菌を持っている人もいる(健康保菌者)
家庭での看護・注意:
1)薬 きちんと決められた期間(症状が無くなっても)飲むこと
2)安静 熱のある間、のどの痛い間、発疹の出ている間は運動や外出はしない
3)熱が無く、元気がよければ風呂は入っても良い。食事は普通。
4)他人への感染防止 通常飛沫感染するが(食事やミルクなどからの感染もある)、薬を飲めば24時
間以内に他人にうつらなくなる。なお兄弟や家族にも同じような症状やのどの痛みがあれば受診が必
要。また兄弟に予防的にくすりを飲ませるときもあるが必ず飲ませなければいけないわけではない。兄
弟もうがいはした方がいい。
5) 登校・登園 薬を飲んで2日間熱が出なくなってから。
検査について:
溶連菌は簡単に検査することが出来るようになりました。のどから検査できます。ただし検査薬の
感度はまだ100%ではありません(85-95%)。また薬を飲むと反応が出なくなります。そのため検
査陰性は100%溶連菌感染を否定することにはなりません。しばしば血液検査の併用が必要です。
なお溶連菌は常在菌でもあり、子どもののどからしばしば見つかります。従ってこの菌がいるだけでは
病気ではありません。
「インフルエンザ」も流行っていますが、「溶連菌感染症」も流行っているようです。
とにかく病院で検査してもらい、その病気に合った対処法で感染を拡大しないようにしないといけないなあと思います。
みなさんもお気を付け下さい。