親子で川柳を掲載していただきました。
川柳「平番」8月号が届きました。
掲載された親子の川柳を紹介いたします。
「禁止より親子でゲームする時間」 ママ
淡路 獏眠先生からのコメント
最近の子どもは、ゲーム漬けで遊ぶと言えば、ゲームに夢中になっている。しかし、作者は、ゲームを止めさせるのではなく、一緒に楽しんで子どもにけじめを付けさせようとしているのだろう。
「あめのおとくるまのなかでパンパララ」 次女
淡路 獏眠先生からのコメント
車の屋根やボンネットを打つ雨の音を下5の「パンパララ」の擬音語(オノマトペ)で見事に表現された句だと思う。大人だと常識で雨の音は「パラパラ」「バラバラ」という発想になるが、子どもの感性は大人の常識では計り知れないと思う。
「目薬をさしたあとには味がする」 長男
淡路 獏眠先生からのコメント
人間の体には、目から鼻に鼻涙管という通り道があって、目薬が目から鼻に流れて口で味を感じるんだよ。だから、泣くと鼻水が出るのも同じことです。
平番ワンポイントアドバイス
原 「空っぽの弁当箱見せ笑顔の子」 ママ
中の句「弁当箱を見せ」が8音字で字余りになっています。ここの「弁当箱」は「弁当」と省略しても意味が同じだと思います。そうすると、字足らずになるので、中の句の最後に助詞の「て」をつけると整うと思います。
添 「空っぽの弁当見せて笑顔の子」
課題吟「傘」 西村正紘 選 (佐賀県)
「プリキュアのかわいいかさをかいたいな」 次女
「雨の日は雨がささして歩いてく」 長男
「晴れた日に買った傘さし喜ぶ子」 ママ
宿題 「痛い」 飛田 陽子 選
「プロレスで4の字固めいたそうだ」 長男
「めがあかくなるといたいよたいへんだ」 次女
「切開し痛さこらえて母となり」 ママ
宿題 「汗」 淡路 獏眠 選
「プールではあせがでないよすずしいな」 次女
「スポーツでしょっぱいあせが出てくるよ」 長男
「運動会汗が止まらず髪を切る」 ママ
番傘各地句報 (5月句会) 森口 美羽 抄
「お母さんハートのほくろかわいいな」 次女
「やさしいは思いつかないさすがにね」 長男
川柳瓦版7月号
「心拍数いつもと違う参観日」 長女
読んでくださりありがとうございます。
毎月、課題にそった句と課題ではない句を作ってメールしています。
親子で同じ課題を考えて、川柳にすることはとても楽しいです。
まず、私はスマホのメモ欄に課題の句「汗」など入れておきます。
思いついた時や病院の時間待ちなどの時にメモ欄を見てどんどん川柳を打ち込んでいきます。
自分の句がだいたいできたら、長男の機嫌がいい時に句を聞いてます。
「川柳つくってね」とか言わなくても「汗」というだけで川柳の注文だと分かり、長男は即答します。
次女はなかなかわからないのでこちらが耳を傾けないといけません。
次女がよくいい言葉をいう時は車の中です。
雨の日に「お母さん、雨パンパララって言ってるね」と言うので「なんだって?いい言葉じゃないの」と言って川柳を作りました。
いついい句ができるかわからないのでいつも次女の言葉にはアンテナをはってないといけません。
次女が特別いい言葉をいうということではなくて、その言葉に親が気づけるかということだと思います。
だから、私は子どものために川柳を習ってみないかとお誘いをうけて、子どものためならと思って取り組みはじめました。
今では自分の方が楽しくなっています。
私が作った川柳と他の方の川柳を聞くことも世代の違いも感じられ、とても面白いし、発見があります。
私も年をとると今の川柳が本に記録されていることで読み返した時、懐かしく思えると思います。
これからもがんばって今を川柳で記録していきたいです。
川柳「平番」8月号が届きました。
掲載された親子の川柳を紹介いたします。
「禁止より親子でゲームする時間」 ママ
淡路 獏眠先生からのコメント
最近の子どもは、ゲーム漬けで遊ぶと言えば、ゲームに夢中になっている。しかし、作者は、ゲームを止めさせるのではなく、一緒に楽しんで子どもにけじめを付けさせようとしているのだろう。
「あめのおとくるまのなかでパンパララ」 次女
淡路 獏眠先生からのコメント
車の屋根やボンネットを打つ雨の音を下5の「パンパララ」の擬音語(オノマトペ)で見事に表現された句だと思う。大人だと常識で雨の音は「パラパラ」「バラバラ」という発想になるが、子どもの感性は大人の常識では計り知れないと思う。
「目薬をさしたあとには味がする」 長男
淡路 獏眠先生からのコメント
人間の体には、目から鼻に鼻涙管という通り道があって、目薬が目から鼻に流れて口で味を感じるんだよ。だから、泣くと鼻水が出るのも同じことです。
平番ワンポイントアドバイス
原 「空っぽの弁当箱見せ笑顔の子」 ママ
中の句「弁当箱を見せ」が8音字で字余りになっています。ここの「弁当箱」は「弁当」と省略しても意味が同じだと思います。そうすると、字足らずになるので、中の句の最後に助詞の「て」をつけると整うと思います。
添 「空っぽの弁当見せて笑顔の子」
課題吟「傘」 西村正紘 選 (佐賀県)
「プリキュアのかわいいかさをかいたいな」 次女
「雨の日は雨がささして歩いてく」 長男
「晴れた日に買った傘さし喜ぶ子」 ママ
宿題 「痛い」 飛田 陽子 選
「プロレスで4の字固めいたそうだ」 長男
「めがあかくなるといたいよたいへんだ」 次女
「切開し痛さこらえて母となり」 ママ
宿題 「汗」 淡路 獏眠 選
「プールではあせがでないよすずしいな」 次女
「スポーツでしょっぱいあせが出てくるよ」 長男
「運動会汗が止まらず髪を切る」 ママ
番傘各地句報 (5月句会) 森口 美羽 抄
「お母さんハートのほくろかわいいな」 次女
「やさしいは思いつかないさすがにね」 長男
川柳瓦版7月号
「心拍数いつもと違う参観日」 長女
読んでくださりありがとうございます。
毎月、課題にそった句と課題ではない句を作ってメールしています。
親子で同じ課題を考えて、川柳にすることはとても楽しいです。
まず、私はスマホのメモ欄に課題の句「汗」など入れておきます。
思いついた時や病院の時間待ちなどの時にメモ欄を見てどんどん川柳を打ち込んでいきます。
自分の句がだいたいできたら、長男の機嫌がいい時に句を聞いてます。
「川柳つくってね」とか言わなくても「汗」というだけで川柳の注文だと分かり、長男は即答します。
次女はなかなかわからないのでこちらが耳を傾けないといけません。
次女がよくいい言葉をいう時は車の中です。
雨の日に「お母さん、雨パンパララって言ってるね」と言うので「なんだって?いい言葉じゃないの」と言って川柳を作りました。
いついい句ができるかわからないのでいつも次女の言葉にはアンテナをはってないといけません。
次女が特別いい言葉をいうということではなくて、その言葉に親が気づけるかということだと思います。
だから、私は子どものために川柳を習ってみないかとお誘いをうけて、子どものためならと思って取り組みはじめました。
今では自分の方が楽しくなっています。
私が作った川柳と他の方の川柳を聞くことも世代の違いも感じられ、とても面白いし、発見があります。
私も年をとると今の川柳が本に記録されていることで読み返した時、懐かしく思えると思います。
これからもがんばって今を川柳で記録していきたいです。