隣家からの越境物は、皆さんが思っている以上にありますので決して
他人ごとではありません。越境の有無については、隣地境界線の確定が必要
ですが、一番のお勧めは、土地家屋調査士による地積更正をお勧めいたします。
良く見かけるのが境界線上にブロックを隣地間の境界にしているところが多い
のですが必ずしもそれが境界であるというわけではありません。実際にあった
話ですが、摂津市のある場所で所有者の方が思っていた境界と隣地の方の思っている
境界が一致せず、土地家屋調査士に仮測量(地積更正を実施するかしないかの
事前調査)を実施し隣の方に確認をしていただいたのですが「その場所ではないです」
とおっしゃっているのですが、所有者の方の言い分と仮測量位置はほぼ合っているのですが
しかもその方が言っているのが30cmもその境界から所有者の方の土地に侵入した
ところをおっしゃっています。結局色々と話し合いを持ち今回は、その問題を先送りに
したままご自分のお家を建てられたのですが・・・・・(所有者の方の土地にご自分の
二世帯住宅を建てられました。)私自身は、納得できていないのでもっと
話し合いし解決してからお家を建ててくださいと話していたのですが、あまりもめても
住みずらくなるので今回はこのままにしておきます。との事で私もお客様がおっしゃって
いるのでそこまでにしていますが、いつでも呼んでいただければ対処させていただく
つもりでいます。 話を元に戻し、隣地からの越境物とは、どんなものがあるでしょうか?
目で見えるもの
・枝葉 ・雨どい ・エアコンの室外機 ・電線 ・汚水マス など
目で見ても分からないもの
・埋設配管 など
目視で分かるものならいいのですが、埋設配管などは、現地調査だけでは分からない
ので売主側や仲介会社さんに確認し、隣地所有者に必ず確認をして下さい。
越境物が確認できたら、必ず契約書にその旨を記載し誰がいつまでに対処し解決するかを
明記してもらい、引渡しまでにその完了を確認してから残代金を支払うようにして下さい。
また、越境物が解消できない場合は白紙解約しますと一筆契約書に記入してもらっても
いいと思います。売主側の「大丈夫です。なんとかしますから」は絶対に信用しないよ
ように!! 越境が解決できない場合、隣家の家を建て替える時に、改善すると書面に
残しておくのも良いと思います。
では、本日はここまでとさせて頂きます。いつもありがとうございます。
他人ごとではありません。越境の有無については、隣地境界線の確定が必要
ですが、一番のお勧めは、土地家屋調査士による地積更正をお勧めいたします。
良く見かけるのが境界線上にブロックを隣地間の境界にしているところが多い
のですが必ずしもそれが境界であるというわけではありません。実際にあった
話ですが、摂津市のある場所で所有者の方が思っていた境界と隣地の方の思っている
境界が一致せず、土地家屋調査士に仮測量(地積更正を実施するかしないかの
事前調査)を実施し隣の方に確認をしていただいたのですが「その場所ではないです」
とおっしゃっているのですが、所有者の方の言い分と仮測量位置はほぼ合っているのですが
しかもその方が言っているのが30cmもその境界から所有者の方の土地に侵入した
ところをおっしゃっています。結局色々と話し合いを持ち今回は、その問題を先送りに
したままご自分のお家を建てられたのですが・・・・・(所有者の方の土地にご自分の
二世帯住宅を建てられました。)私自身は、納得できていないのでもっと
話し合いし解決してからお家を建ててくださいと話していたのですが、あまりもめても
住みずらくなるので今回はこのままにしておきます。との事で私もお客様がおっしゃって
いるのでそこまでにしていますが、いつでも呼んでいただければ対処させていただく
つもりでいます。 話を元に戻し、隣地からの越境物とは、どんなものがあるでしょうか?
目で見えるもの
・枝葉 ・雨どい ・エアコンの室外機 ・電線 ・汚水マス など
目で見ても分からないもの
・埋設配管 など
目視で分かるものならいいのですが、埋設配管などは、現地調査だけでは分からない
ので売主側や仲介会社さんに確認し、隣地所有者に必ず確認をして下さい。
越境物が確認できたら、必ず契約書にその旨を記載し誰がいつまでに対処し解決するかを
明記してもらい、引渡しまでにその完了を確認してから残代金を支払うようにして下さい。
また、越境物が解消できない場合は白紙解約しますと一筆契約書に記入してもらっても
いいと思います。売主側の「大丈夫です。なんとかしますから」は絶対に信用しないよ
ように!! 越境が解決できない場合、隣家の家を建て替える時に、改善すると書面に
残しておくのも良いと思います。
では、本日はここまでとさせて頂きます。いつもありがとうございます。