PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

立体的に考えよう!!

2012-01-26 12:07:19 | 日記
  マンションの図面集には、各室の天井の高さが記載されていますのでモデルルームを

実際に測って、相違が無いか必ずチェックしてください。注意したいのが「下がり天井」と

記載された部分です。平面プラン図には記載があるにも関わらず、モデルルームにはなかった

といった例が実際にありました。詐欺と言われてもしかたがないと思います。柱と柱を結んだ

ラインにはある「梁型」にも要注意です。梁型はーーーーーのように、破線で示してあるだけで

「下がる」とは書いていない場合もありますので気をつけて下さい。また、どの程度下がるのかは

平面プラン図には記載されていない場合がほとんどです。

 また、窓の横幅はわかりますが、高さはわかりません。はきだし窓(バルコニーによく付けている

人が出入りできる窓)だと思っていたら、実際は出入りのできない腰窓だったという例もありました。

 このように図面だけでは、分らない重要なことがあります。

 本当に重要なことは設計図書に書いてあります。なかなか一般の方には分りにくいですが、そこは

ベテランの営業マンなら分りやすく説明してくれるはずです。そこには、購入の判断基準と

して重要な壁の厚さや、遮音性能をはかるものさしである戸境壁(隣の住戸との境にある壁)の暑さ

、断熱性能を左右する断熱材の折り返しの有無と暑さなどについては、図面集には殆ど記載されて

いません。こうした「本当に必要な情報」は、設計図書を見なければ分りません。もっとはっきり

いってしまいますと、パンフレットや図面集では、自分達の不利になるような情報はあえて書きません。

(すべての業者がそうではないのですが、おおいですよ)

では、本日はここまでとさせて頂きます。いつもありがとうございます。