ひよりみ日記

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セルロイド・ドリーム(HP)

ノスタルジー(4) 十七才は一度だけ

2012-11-06 17:18:08 | Weblog

「逃亡者」は第1シーズン第11話まで見終わりましたが、
50年前に見たドラマなのでストーリー展開は完全に忘れていますが、
各回、各回、思い出すシーンがあって記憶が蘇り、懐かしさが増します。
毎回の感動的な展開に涙ぐんでしまいます。 

紹介する動画は、「逃亡者」の放送が始まる前年の1963年の東京です。

この動画を1963年だろうとした根拠は、東京オリンピックが間近いという映像があるのと、
当時、17才だった私がセルロイド製品を蔵前の玩具問屋へ納品に行くときに運転していた
「マツダB360」という軽ライトバンが映っているからです。(涙がこぼれるほどに懐かしい)

急ぎの納品があるときはこの車に荷物を積んで高校まで通い、
学校近くの日本専売公社(今は東京電機大学が建つ)の塀際に駐車しておいて、
終業のベルが鳴ると同時に学校を飛び出し、蔵前まで配送に行っていました。
16才で軽免許が取れた時代でしたが、高校へ自動車通学するのは校則違反です。
宅急便などなかった時代ですし、オヤジはセルロイド玩具の製作に追われていて、
時間がいくらあっても足りないほど忙しくて毎晩、夜鍋仕事をしていました。
当然、「逃亡者」はもちろん、テレビ番組をほとんど見ることなく働いていました。
それで私が納品や彩色屋さん、内職さんへのセルロイド運びを担当していました。

当時の軽ライトバンは荷室が狭いので屋根の上にキャリアを乗せて、
セルロイド製品を入れた箱を山のように積んで運んだこともありました。
学校生活や女の子よりも、何より車の運転が大好きだった17才のボクでした。
「マツダB360デラックス」ボディカラーはグリーン

高田美和「十七才は一度だけ」

コメント (4)
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