『茶式湖月抄』(ちゃしきこげつしょう) 2014年08月05日 | 茶書を読む 「道幸 旅箪笥 大板 長板 炉風炉 䑓子 炉風炉 四畳半 左右 大目 隅棚 向う切り 左右 隅炉 風炉 左右 向う板 二つ置 同 一つ置 中置 長板 一つ置 同 二つ置き 竹䑓子 一つ置 大板 中置 炉四畳半流し飾 古風点 向う切り逆勝手流し点 利休好み真䑓子 竹䑓子 桑䑓子 紹鴎棚 袋棚 利休形四方棚 利休形角棚 丸卓」 画像は以下のサイトにあります。 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo09/wo09_00422/index.html
『茶式湖月抄』(ちゃしきこげつしょう) 2014年08月05日 | 茶書を読む 「透き木風炉 炉五徳三か所 薄茶 炭 花 濃茶 炭寸法 茶巾 茶筅 帛紗 筒茶碗 塩笥(しおげ) 大蓋釜 薬缶 片口 釣瓶水指 大口 真の手桶 平水指 割蓋 割り盆 曲げ水指 長緒茶入 以上初巻目録以下終巻目 丸卓 四方棚 江岑棚 袋棚 三種棚 高麗卓 桑小卓 紹鴎棚」 [参考] 鹽は塩の異体字。 画像は以下のサイトにあります。 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo09/wo09_00422/index.html
『茶式湖月抄』(ちゃしきこげつしょう) 2014年08月05日 | 茶書を読む 『茶式湖月抄』 「明治十六年十月補彫 湖月老隠著 茶式湖月抄 京都 同盟書賈蔵 茶式湖月抄 目次 茶の始まり 初丁 茶の驗效 六丁 喫茶大概 八丁 草庵茶味大概 十一丁 露地大概 十八丁 草庵大概 二十一丁 器物大概 二十三丁 交会大概 二十六丁 千家系図 二十八丁 風炉五徳 附灰」 [参考] 同盟書賈蔵(どうめいしょこぞう) 賈(こ)は「良賈深蔵」(りょうこしんぞう)からか?出典は史記の老子伝にみられ、 「吾聞之、良賈深蔵若虚、君子盛徳、容貌若愚」良賈は深く蔵して虚しきが若し(優れた商人は、品物を店頭には飾っておかないで、奥深く仕舞っておき、見掛けは手持ちがないように見せる)転じて、賢者は学徳や才能を隠して、妄(みだ)りに表さないこと。 驗效(げんこう)は効能の意味。 画像は以下のサイトにあります。 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo09/wo09_00422/index.html
『道具置合 天然宗左口授』終わり 2014年06月05日 | 茶書を読む 『道具置合 天然宗左口授』を読むが前回93で終わりました。 なにかお気付きの所がございましたら、お知らせいただけるとありがたく思います。 次回からは、『茶式湖月抄』(ちゃしきこげつしょう)を読んでいきますので、お付き合いください。 『茶式湖月抄』は、江戸時代嘉永4年(1851)刊の茶書で、五編十巻の湖月老隠の著とされています。 http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/wo09/wo09_00422/wo09_00422_0001/wo09_00422_0001_p0001.jpg お楽しみに…
『道具置合 天然宗左口授』を読む92 2014年06月03日 | 茶書を読む 水 長盆 棗 長板にて、茶カフキを不白が作意にて、図の様に柄杓蓋置きを取り、盆を飾って点前をした事がありました。 決まった事ではありませんが、趣があり好ましいので、書き足して置きます。
『道具置合 天然宗左口授』を読む91 2014年06月03日 | 茶書を読む 一、 棚類は、四畳半より上の座敷に用います。 また、三畳でも敷き込み釣り棚のない時等は、風炉の時小棚の分は置く事もあります。 覚々斎はそのようになされましたが、天然宗匠はあまり好まれませんでした。 以上
『道具置合 天然宗左口授』を読む90 2014年06月03日 | 茶書を読む 三が日、〆飾りを張って飾る事は、私共でもする事です。 一、 仕方は、〆縄へ常の様にうらじろ等を飾り、䑓子天井へ張り廻し、前へ下がった藁を両方へ分けて、結わえます。 常の様に茶を点てます。 外の座敷へ棚置事
『道具置合 天然宗左口授』を読む89 2014年06月03日 | 茶書を読む 同中立之時柄杓 一、 中立ちの時に飾ってある柄杓を水にて湿らして、また飾っておく。 客がそのまま居る時は、そのようにしなくてもかまいません。 重い手前の時は、極力濡らします。 同〆飾りの事 一、 四本柱の䑓子で、正月元日より
『道具置合 天然宗左口授』を読む85 2014年06月03日 | 茶書を読む 同袋の事 水 風炉 長板で、茶入れの袋が小さい時は、図の様に置いてもよろしい。 大きな袋で、釘もない時は、建水の先へ置きます。 また襖の外へ出してもよろしい。 建水の先へ置いた時は、茶碗片付けた時、建水の下へ袋を置けばよい。
『道具置合 天然宗左口授』を読む84 2014年06月02日 | 茶書を読む この間へ杓蓋置引く事なし 水 風炉 柄杓図の如し 一、 この様にばかり飾る事あり。 ずいぶん略な形です。 これは、常の手前で、ただ長板を置いたというだけになります。 一、 向こう板などにも、この様に置きます。
『道具置合 天然宗左口授』を読む83 2014年06月02日 | 茶書を読む 䑓子長板棚類にて風炉の時、前にて仕舞う事は決してありません。 とにかく水指の前です。 運びの時だけ前で仕舞ます。 その理由は、運びの時は、水指の前で仕舞っても差し支えがなく、そもそも、水指の前で仕舞うというのは古躰の形だからです。 長板の事