「鉢巻岡田の鮟鱇鍋を食べなくちゃ、冬が来ない。 鉢巻岡田はわたしの学校で、 接客や人付き合いなどいろいろなことを教えられた。」作家 山口瞳氏の『行きつけの店』より
~昭和6年、三田派の作家水上瀧太郎が、小説「銀座復興」で大正12年の大震災直後、焼け野原の中で震災から立ち直る住民の姿を描いた。そのモデルこそ「鉢巻岡田」の初代主人。この小説を三田派の久保田万太郎が戯曲化し、文学座などで上演された。このようなことから、文壇、劇壇、三田派の財界人の客が多い。(座敷には川端康成から久保田万太郎に宛てた手紙や、山口瞳の直筆原稿が飾られている)~
新年の茶会(会始め)は、こちらの名物「鮟鱇鍋」と御茶を頂く会です。
御茶にご興味がある方、この機会に、どなたでも気楽にいらしてください。
日時:一月十九日 午前十時半~(早めに待合をご用意しておりますので、よろしいお時間にどうぞ)
内容:
10:30~ 新年の菓子と濃茶、薄茶。
(鉢巻岡田内茶席「古う庵」にて:日本茶道塾の東京道場であり、新年の会始めの一服でもあります)新年の「福引き」も楽しみにどうぞ。)
12:30~ 鮟鱇鍋と一献(名物の菊正宗の樽酒)を愉しむ
14:00 散会
会費 一万円
お申込み:日本茶道塾までメールなどにてお願いいたします。
chadojuku@yahoo.co.jp