日本茶道塾 ブログ

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重陽の菓子茶事ご案内

2011年09月28日 | 節句釜(東京)のご案内
銀座の節句釜、
十月 重陽の菓子茶事のご案内を申し上げます。

10月8日(土)午後 

ご参加ご希望くださる方は、茶道塾までメールにてお知らせください。

10/6まで、シアトルのNorthwest tea festivalにて、日本茶文化の紹介にお伺いしてまいりますので、事務局不在のため、お返事はそれ以降になる可能性ございます。

日本茶道塾 face book

2011年09月23日 | 道場稽古
face book に、日本茶道塾のページを作成してみました。

「塾長曰く」シリーズにしております。

第一回目は、

「茶事とは何か?」と塾長にお訊ねしたときの、塾長からのお話を書きました。

http://ja-jp.facebook.com/pages/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%8C%B6%E9%81%93%E5%A1%BE/192213774183058

(上記にリンク↑)

現在は、「教えない教え」ということについて、塾長のお話から書いております。

毎回テーマを変えて書きますので、ご覧いただければと存じます。

(フェイスブックに登録されていない方でもご覧いただけます)




茶花を学ぶ

2011年09月17日 | 道場稽古

今月、茶道塾道場では、茶花について塾長と学んでいます。

(真剣に花に取り組む皆様)



本日は「花所望」と「花寄せ」。

茶花は、手に花器の状態を作り、そこで形を決めます。

よって、花器に花を入れるときは、さっと。
そこで、あとから直すことは基本的にしません。

その潔さが茶花の命。

しかも、手の中であまり長く扱えば、花がしおれますので、水を打ったばかりの花をその場で、(炭手前も同じですが)すっと生ける。

花所望などは、特に、客前で生ける姿も見せますので、すべてが茶になっていきます。

(東京道場での作品)

「主がなければ、添えはなし」

塾長がお話くださったことは、茶花だけではなく、道具の取り合わせや、茶席の設え、すべてに通じていくように思われました。

昨年度は、

「無駄を無くすことで、”生かす”こと」

について、教えていただいたように思います。

一年一年、積み重ねて、それぞれの茶花が育っていくのでしょうか。

九月の常釜

2011年09月09日 | 道場稽古
九月の稽古は、茶通箱と茶花。

花所望や花寄席にて、塾長と茶花の生け方を学びます。

東京道場 九月の花

秋海棠 水引を添えて

菓子 琥珀 虎屋製

菓子皿 白楽 

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そして、静岡道場 

寄り付きの軸は、

「似秋月」谷耕月老師筆

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2008000385SA000/index.html
(NHKオンデマンドより参考URL)

菓子も「秋の月に似てますね」と、お客様より。

南瓜 一得庵製
 
赤楽 十文字皿に


手水を使うと、ちょうど良い月が見えました。

夜の稽古は秋の虫たちの大合唱の中。

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横須賀道場、九月の釜は、十八日(第三日曜日)です。

横須賀道場にて 

2011年09月09日 | 道場稽古
九月十八日(日) 横須賀道場にて釜をかけます。

一服、海の近くでゆっくりお茶を、という方は、ぜひお立ち寄りください。

どなたでもどうぞ。
メール等で、事前予約ください。

<以下は塾生の方のみへ>

同日、横須賀では・・・

「茶通箱」の点前のテキストの写真を撮影し、流れを塾長とともにじっくり勉強できます。
ご協力いただけます方は、お声かけてください。


外国語で呈茶ボランティア養成講座 予告

2011年09月09日 | 道場稽古
日本茶の文化、日本茶の淹れ方、茶道の紹介を外国語でできる人材を養成するための

日本茶応援講座を企画しました。

今年は、「中国語」教室から始めます。

中国語は、はじめての方にはとても難しい、、、と思われる方もあるかと存じますが、日本茶の淹れ方だけに絞った語学講座です。

同じ文章を繰り返し、繰り返し、呈茶に必要な単語のみに絞ります。

月一回(~二回)全6回
(全出席者には修了証を発行)

場所:静岡駅前 OCHAプラザ 予定

繰り返し学べるDVDテキストもついてきます。

主催(申込受付) 世界緑茶協会

詳細のご案内は後程、主催側からございます。

http://www.o-cha.net/

ただいま、シラバスとテキストDVD撮影などの準備中です。
(具体的な日時も相談中)

英語、韓国語は、来年度以降に考えております。
また、場所もご希望あれば、考慮させていただければと存じます。

日本茶道塾の翻訳呈茶カードをメインテキストに進めていきます。


経済連講演 御礼

2011年09月09日 | 道場稽古
静岡県の経済連(協同茶工場代表者研修会)の講演会で、

海外茶文化発信事業についてお話しさせていただきました。

「私は茶道家ですので、こう申し上げげます!(笑)

”茶道”は世界へ日本茶を紹介する時の大きな力になる”と」

また、茶道と茶業は少し前までは、別な世界ととらえている方もありましたが、最近は、急須でお茶を淹れるということも日常生活ではまれになってきた家庭も多く、

日本の若い、日常お茶を飲まない方たちに、ただ単純に「急須でお茶を淹れましょう」と急須のレクチャーするだけでは、相手に響かない、というのが、現状で、

それは、まるで外国人にお茶の文化を紹介するのと同じようなものだと感じております。

茶道も実は同じところがあるように思います。

「茶道は、先入観や自分がこうだから相手もこうだ、というような思い込みをとって、”超シンプルに考える”という手法があります」

「茶道には、お茶を出すときに、よりおいしく飲んでいただくため、”おもてなし”の手法も500年以上にわたって洗練させてきました」

茶道のいろいろな手法を、活用いただける場面も多いと思います。

茶道家もそうですが、
生産と自分は関係ない、

生産者の方も、茶道はお茶を売る作る立場からは、あまりにかけ離れた文化、
という思い込みを取り、

同じすばらしい茶文化と考えたときに、もっといろいろな可能性や楽しさが広がるはずです。

今、ご相談中なのは、

茶農家さんのための茶農家による「茶事」
地元茶文化、歴史ツアーマップ制作
外国語で呈茶を紹介できる人材育成講座
農家さんや茶業者の方が自ら自分のお茶をおいしく、もてなすための点前(茶会)

など、、、、あります。

茶道塾のメンバーの皆様のご協力で、茶道でいろいろな世界をご支援できたら、
茶道家としてこんなにうれしいことはございません。

そのようなお話と海外を回らせていただいた事例など、皆様と興味深いお話をご一緒できましたこと、御礼申し上げます。

なかなかお茶の生産家と茶道家というのは交流が今まで少なかったと存じますので、貴重な機会をありがとうございました。

(これを受けて、他のところへもお伺いするお声いただいてます。またお会いできますこと楽しみに)



報告 吉野亜湖