NYのセミナーでは、「新しい日本茶の楽しみ方」(アメリカ人向け)として、
四種の点前(パーティーの仕方など)を茶器セットをセレクトしてご紹介しました。
お茶と茶器は、アメリカで手に入れられるもの(静岡県の業者よりアメリカに輸出しているもの)の中でセレクトしました。
アメリカ人のアドバイザーとして、全米で消費者向けのお茶の専門誌 TEA A MAGAGINEの主催者パール・デクスター氏にお願いいたしました。
彼女を最初に日本にご招待したのは、静岡大学ALL ABOUT TEA研究会(私も所属)でしたので、長いご縁です。(お茶の郷博物館でのシンポジウム)
その後、世界お茶まつりの国際会議やなどの講師としても静岡に何度か足を運んでくださっている日本茶の世界に大変理解が深い方でもあります。(来年一月の静岡産業大学のシンポジウムにも講師として招待される予定だそうです)
彼女が主催するアメリカのお茶雑誌に、「新しい日本茶の楽しみ方」を紹介くださいました。
(各写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)
日本茶の心を表す「和敬清寂」
四字の精神性を、一つずつ、点前(茶器セット)として形にしてみました。
和 Kawaii set
人と自然と調和するしていく日本茶の世界と、和顔布施(笑顔)を、小さい茶器セットで実践できるように。(枕草子「小さきものはみなうつくし(かわいい)」)
敬 Cha-Kabuki set
茶道の修練法「七事式」に残された「茶歌舞伎」(数種の茶を飲み、茶種を当てる)の精神を取り入れて。茶を通して自然、人への敬意を養う心の修練法を簡易な形で紹介。
また、茶道の「茶事」(懐石から日本酒、濃茶と薄茶の二種でもてなす)の短縮版としても活用いただけるように、二種のティーカップを膳の上に箸と共にサーブする形で紹介。
清 Aroma set
香で心身や場を清める茶道の手法から、茶の香りに焦点を置いた流れを紹介。
焙じ器や茶香炉を用いて、自ら茶を焙じていただき、「蓋なし急須」を用い、香炉を回すように客とアロマを愉しんでから淹れていただくなど。
冷茶では、オリジナルフレーバーをアイスキューブ(ハーブ香など)でご自身でブレンドいただきました。
寂 Zen set
伝統的な日本茶の淹れ方を紹介しながら、静寂な坐禅の時間を茶を愉しむ時間と重ねて、一日数分のmeditationのおすすめ。(茶道は三昧の修行でもあるという考えから、動く禅(点前中)と、静かな禅(待つ時間)を味わっていただく)
以上、茶道では、茶そのものだけではなく、点前をする亭主の心、修練者としての客の心から、茶室の室礼、茶器、茶庭などすべてを一碗として頂き、そのすべてが「味」であるため、そちらも日本茶の特色として楽しんでいただければと、基本に返ってご紹介させていただくセットを考案させていただきました。
kawaii set は、その場で即購入したいとお声かけてくださる方もありました。
(アメリカで手に入るものを組み合わせただけですが、セットになると、より便利さを感じていただけるようです)
こちらの点前のご紹介をまとめた冊子なども作成予定ですので、完成いたしましたら、またお声かけさせていただきたいと思います。
このような新しい点前(抹茶もありますが、中心は煎茶)を考えさせていただける機会を頂けたことに感謝申し上げます。
四種の点前(パーティーの仕方など)を茶器セットをセレクトしてご紹介しました。
お茶と茶器は、アメリカで手に入れられるもの(静岡県の業者よりアメリカに輸出しているもの)の中でセレクトしました。
アメリカ人のアドバイザーとして、全米で消費者向けのお茶の専門誌 TEA A MAGAGINEの主催者パール・デクスター氏にお願いいたしました。
彼女を最初に日本にご招待したのは、静岡大学ALL ABOUT TEA研究会(私も所属)でしたので、長いご縁です。(お茶の郷博物館でのシンポジウム)
その後、世界お茶まつりの国際会議やなどの講師としても静岡に何度か足を運んでくださっている日本茶の世界に大変理解が深い方でもあります。(来年一月の静岡産業大学のシンポジウムにも講師として招待される予定だそうです)
彼女が主催するアメリカのお茶雑誌に、「新しい日本茶の楽しみ方」を紹介くださいました。
(各写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)
日本茶の心を表す「和敬清寂」
四字の精神性を、一つずつ、点前(茶器セット)として形にしてみました。
和 Kawaii set
人と自然と調和するしていく日本茶の世界と、和顔布施(笑顔)を、小さい茶器セットで実践できるように。(枕草子「小さきものはみなうつくし(かわいい)」)
敬 Cha-Kabuki set
茶道の修練法「七事式」に残された「茶歌舞伎」(数種の茶を飲み、茶種を当てる)の精神を取り入れて。茶を通して自然、人への敬意を養う心の修練法を簡易な形で紹介。
また、茶道の「茶事」(懐石から日本酒、濃茶と薄茶の二種でもてなす)の短縮版としても活用いただけるように、二種のティーカップを膳の上に箸と共にサーブする形で紹介。
清 Aroma set
香で心身や場を清める茶道の手法から、茶の香りに焦点を置いた流れを紹介。
焙じ器や茶香炉を用いて、自ら茶を焙じていただき、「蓋なし急須」を用い、香炉を回すように客とアロマを愉しんでから淹れていただくなど。
冷茶では、オリジナルフレーバーをアイスキューブ(ハーブ香など)でご自身でブレンドいただきました。
寂 Zen set
伝統的な日本茶の淹れ方を紹介しながら、静寂な坐禅の時間を茶を愉しむ時間と重ねて、一日数分のmeditationのおすすめ。(茶道は三昧の修行でもあるという考えから、動く禅(点前中)と、静かな禅(待つ時間)を味わっていただく)
以上、茶道では、茶そのものだけではなく、点前をする亭主の心、修練者としての客の心から、茶室の室礼、茶器、茶庭などすべてを一碗として頂き、そのすべてが「味」であるため、そちらも日本茶の特色として楽しんでいただければと、基本に返ってご紹介させていただくセットを考案させていただきました。
kawaii set は、その場で即購入したいとお声かけてくださる方もありました。
(アメリカで手に入るものを組み合わせただけですが、セットになると、より便利さを感じていただけるようです)
こちらの点前のご紹介をまとめた冊子なども作成予定ですので、完成いたしましたら、またお声かけさせていただきたいと思います。
このような新しい点前(抹茶もありますが、中心は煎茶)を考えさせていただける機会を頂けたことに感謝申し上げます。