四月十六日、東京道場では、茶事の稽古を行いました。
ご参加の皆様に御礼をお伝え申し上げます。
席入りの前に塾長と水屋の者で利休像(無学和尚賛書)に茶湯式。
炉と釜を改め、坐掃きを済ませ、
清浄世界へと、迎えつけ。
客の席入りと、初座挨拶の後、炭点前となりました。
春の気配を感じ、信玄弁当にて、
一服のための懐石。
ご亭主と半東様の心入れを感じます。
(お写真は水屋の相伴のもの)
菓子は、ご亭主が菊屋(青山)よりこの日のために選ばれたもの。
中立となり、軸と三具足の代わりに、床には、亭主の生けた花が、煮えのついてきた釜と共に、客を迎えます。
後座の迎え付けは、「鳴り物」(銅鑼)にて。
銅鑼の音が響く全空間が清められていくように感じました。
そして、濃茶は、亭主が”このため”に客を招いた時間です。
それまでの準備、懐石、菓子、花なども”この一服”のため。
そのための点前です。
濃茶の後、薄茶となり、和やかな時間が流れました。
(追記)今回の馳走の一つは、香炉の灰でもありました。
三具足の香炉は、水屋で「真」に押さえていただき、床に。
今回の大地震を受け、参加者の胸にもさまざまな思いがございましたが、
この香炉の灰の整った姿に線香を立てた時、清風を感じたひと時を頂いたように思います。
ご参加の皆様に御礼を
ご参加の皆様に御礼をお伝え申し上げます。
席入りの前に塾長と水屋の者で利休像(無学和尚賛書)に茶湯式。
炉と釜を改め、坐掃きを済ませ、
清浄世界へと、迎えつけ。
客の席入りと、初座挨拶の後、炭点前となりました。
春の気配を感じ、信玄弁当にて、
一服のための懐石。
ご亭主と半東様の心入れを感じます。
(お写真は水屋の相伴のもの)
菓子は、ご亭主が菊屋(青山)よりこの日のために選ばれたもの。
中立となり、軸と三具足の代わりに、床には、亭主の生けた花が、煮えのついてきた釜と共に、客を迎えます。
後座の迎え付けは、「鳴り物」(銅鑼)にて。
銅鑼の音が響く全空間が清められていくように感じました。
そして、濃茶は、亭主が”このため”に客を招いた時間です。
それまでの準備、懐石、菓子、花なども”この一服”のため。
そのための点前です。
濃茶の後、薄茶となり、和やかな時間が流れました。
(追記)今回の馳走の一つは、香炉の灰でもありました。
三具足の香炉は、水屋で「真」に押さえていただき、床に。
今回の大地震を受け、参加者の胸にもさまざまな思いがございましたが、
この香炉の灰の整った姿に線香を立てた時、清風を感じたひと時を頂いたように思います。
ご参加の皆様に御礼を