日本茶道塾 ブログ

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みの虫という名のお茶

2012年02月23日 | 道場稽古
本日の稽古にて、

「みの虫」「みの」もしくは「団子茶」とも呼ばれる珍しいお茶を、すてきな包みにてお持ちくださった方ございました。

「みの」と呼ばれる玉露の出物(荒茶を仕上げるときに外される部分)

蓋付のお茶碗(しずく茶用など)でいただくと美味しいと教えていただきました。
芯に水分が残っているので、早めにいただいた方が良いとのこと。

そのまま茶工場などでは、葉をパリポリ直接食べたりされているそうです。

「京のにちじょうさはん」ブログで詳細が紹介されています。↓
http://blog.goo.ne.jp/inamura134/e/a54de0e539936b370632e081b9eb18d6

お茶ツアー(静岡)

2012年02月20日 | 道場稽古
アメリカの茶商さんたちが来静され、静岡のお茶の歴史文化、質の高さやバラエティーの豊富さや仕事の様子を学んでいただきたいと、セミナーツアーが開催されました。

(JETRO主催、協力:茶町コンシェル、静岡市、静岡県)

午前は、茶農家さんのお宅で茶畑見学と、荒茶製造までを見学。

 

築120年という農家さんの家も風情あり、歴史の重みにも、感動されていたようです。

さらに、手揉み茶の実演もしてくださり、日本茶のすべてを学んでいただいたように思います。



皆さん、日本のお茶に大変興味があることがわかりました。

 

ランチは、たまたまお茶会が行われていた浮月楼(徳川慶喜縁)にて日本庭園とお茶会を回られている着物の方方々を見ながら、いただき、

こちらはALL ABOUT TEAの著者ユーカースが静岡にいらしたときに庭で写真を撮られた場所でもありますので、みなさん、並んでお写真を一枚。

そして、午後は茶町の製茶工場にて、製茶の過程を機械ではなく、昔の手作業で見せていただくことができました。

下は、「ひだし箕」(籠の名前)にふるいにかけた茶葉(荒茶)を入れ、振り出して、粉状の茶葉を飛ばしてはずす作業です。



手作業で製茶をしていた時代は、この粉上のものを「ひだし茶」と呼んで分けていたそうです。(私も初めて拝見しました)

そのあと、一行は、静岡茶町の「茶匠」さんのもとで、合組と呼ばれるブレンド技術と歴史について学ばれました。

なぜ、静岡が日本一の茶処と呼ばれるのか。
このブレンド技術も一つの理由に挙げられます。

その後、一行はお茶の歴史と文化セミナー会場(ホテル)にて、静岡茶各産地の紹介や静岡茶の歴史に関するビデオを見学し、県による検査のデータなどを確認し、

日本茶道の体験(静岡の抹茶と玉露)をしていただきました。

玉露のように旨味の強いお茶を、アメリカの方がどのように評価されるか、一人一人に感想をおたずねしたところ、

「ウマミ」はすでに英語として理解され、味や香りのよさも評判良いとのことでした。

また、静岡のお茶、煎茶や深蒸し茶、茎茶や玄米茶などなど、多種の茶葉をご覧いただき、その特色を生かして、ご自身のオリジナルブレンド茶をお土産用に作る作業にもトライしていただきました。

ご自身のオリジナルブレンド茶には、「茶銘」もつけ、徳川時代を想いながら、和紙の伝統的な茶袋に詰めていただきました。

静岡の煎茶と深蒸し茶をバランスよく合わせ「SHIZUOKA DREAM」という銘を付けられた方。
玄米を多めに入れて、高級煎茶と合わせた「MY Genmai Cha」を作られた方。
また、銘に凝って「富士山に浮かぶ瑞雲」を絵で描かれた方。

今日、一日静岡の茶歴史文化や仕事を学ばれたことを、茶に託してくださったように思います。

茶道にてお茶を応援できることがあることを、有難く感じさせていただいた一日でした。

ツアー詳細は、
⇒世界緑茶協会HPの報告写真へ







日本茶文化を中国語で紹介 講座修了式

2012年02月20日 | 道場稽古
日本茶の文化を中国語で紹介するための
日本茶に絞った中国語講座

(主催 世界緑茶協会
 協力 日本茶道塾)

修了式が無事終わり、ました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。

最終日は実際に留学生さんをお客様にお招きして、日本茶をご紹介いたしました。
  

本年度六月に行われます中国浙江省での緑茶博覧会にて修了生がご活躍いただくことも視野に入れております。

修了生の皆様の今後のご活躍が楽しみです。

「文化と云う文化」講演 袋井茶文化促進会発足記念

2012年02月16日 | 道場稽古
袋井茶文化促進会
発会記念講演会のお知らせ

この度、みんなでお茶を楽しみながら、袋井茶の知名度を上げるため「袋井茶文化促進会」を発足させることになりました。それを記念して、下記により講演会を開きます。

どなたでも参加できます。是非、お気軽にご参加ください。

開催日時:平成24年3月11日(日曜日)午後6時~8時 (5時30分開場)
場所:袋井市立中央・南公民館(袋井市高尾754-1) ホール
記念講演:
  演者 山本幸司先生(静岡文化芸術大学副学長・教授)
  演題 「文化と云う文化」

  (我々はよく「文化」と云う言葉を口にします。我々は「文化」に何を期待し、そして「文化」は、どのようにそれに答えてくれるのか・・ みんなで、「文化」とは何かを考えてみましょう。)
 
 入場無料 (事前の申し込みは不要です。直接会場へお越しください)

主催 袋井茶文化促進会 (事務局 日本茶道塾内)
⇒静岡新聞記事へ




銀座の節句釜ご案内

2012年02月01日 | 道場稽古
二月 節分釜
三月 雛の節句釜

■はじめての方、どなたでもご参加いただけます

日時 (節分釜)二月四日(土)13時30分~
(雛の節句釜)三月三日(土)13時30分~

内容 
(節分釜)節分の菓子と濃茶、薄茶一服
(雛の節句釜)雛の菓子と薄茶一服

参加お申込み受付中→メールにてご予約の上、ご参加下さい。