日本茶道塾 ブログ

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三月の国際交流 茶道体験 ご報告

2015年03月28日 | 行事報告
中国からの訪問団、タイからの企業研修の一環としての日本文化を学ぶ茶道体験など、三月は、アジアの国の方々への茶道体験がございました。

それぞれ春の訪れを感じられる茶室での茶道体験でした。
   

日本の茶室に座り、茶を飲むという体験から、感じていただけるものもあると思われますが、

サービス業にお勤めの方々の企業研修ツアーもあり、日本の茶での「もてなし」として、実際に点前を体験いただき、茶を運ぶという所作も交代でしていただいたお席もございました。

その中で質問も交わされ、日本茶の文化についても少し学んでいただけたことがあればありがたいと思われます。

外国人ツアーのお客様たちが、観光だけではなく、日本茶道などの文化体験を通じ、その国を学びたいという声が増えているそうです。

日本人では、逆に日本茶道の嗜みがないという方も増えてきました。

このような文化交流を通じて互いの文化を知るということに、少しでもお手伝いできることがございましたら、ありがたく存じます。

全国、または国外にても、茶道講師派遣等でご協力させていただけることがあるようでしたら、いつでもお声おかけください。

日本茶道塾
事務局 吉野亜湖

三月の茶文化講演 御礼

2015年03月28日 | 講演
◆三月十七日 茶学術研究会(於 静岡ホテルアソシア)にて、「近代日本茶の広告~効能に注目して」と題し、講演をさせていただきましたので、ご報告とお礼を申し上げます。

 

専門の研究者の先生方や茶業者の方々もいらして、ご質問等もあり、有意義なお時間を頂くことができました。日本茶の広告史について、茶道の関係なども併せて今後も取りまとめていければと考えております。

静岡茶共同研究会にて現在取り組んでおります、近代の日本茶広告史の研究から一部をご紹介させていただきました。研究報告書は一般の方へも配布しておりますので、ご興味ある方は、メール等でお申し込みください。(静岡茶共同研究会のフェイスブックページには詳細をお書き添えしております。事務局:日本茶道塾内 吉野亜湖)

◆三月二十一日は、掛川城下に「掛川桜」が開く中、掛川農協の新舎初となる記念の研修会で講演を行わせていただきました。

演題「茶文化のこころ」


地元の農をささえていらっしゃる皆様と、日本茶の文化について、改めて確認したり、未来像についてもともに考えるお時間となりましたら、ありがたく思っております。このような機会を下さりありがとうございました。

◆三月二十九日は、名古屋にて「日本茶インストラクター東海ブロック総会」の講演にお伺いさせていただきます。

演題「江戸の茶文化」



江戸時代の草双紙、浮世絵や煎茶書を中心に、当時の茶文化を画から紐解いていけたらと考えております。

江戸の庶民の喫茶文化を草双紙という手法で見ていくという試みは今まであまり行われてきませんでしたが、非常に豊富な資料です。江戸時代に出版された二千種くらいあると言われている庶民の娯楽本ですので、生き生きと彼らの生活が描かれており、一緒に当時の茶文化を楽しめたらと思っております。

よろしくお願い致します。

報告 吉野亜湖