日本茶道塾 ブログ

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茶の花

2008年10月21日 | 茶会のご案内
静岡大学「茶の世界」
(後期授業)が始まりました。

私が担当させていただきました
第一回目の茶道史の授業で、

茶の木と花(静大校内にあったもの)を、
教室入り口に飾っていただきました。

ちょうど、花が落ちたところです。

このように、パラパラと花弁が散ったり、
萎れてから落ちる花ではなく、

勢いのあるときに、ぱっと花ごと潔く落ちる花は、
茶席によく選ばれて生けられます。

花を自然から切り取り、生けるというときも、

~野にあるように~

という教えがあります。

人の作為を無くす、という茶の考え方を、花にもあらわしていきます。

次回の授業では、このような茶花の話や
利休の茶会についてお話させていただきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。

(こちらのお写真は、受講くださっている学生さんがお写真をとてもすてきに撮ってくださったものです。ありがとうございました!)




横須賀城 番所にて秋の茶席

2008年10月07日 | 茶会のご案内
遠州横須賀街道ちっちゃな文化展
http://kasaiya.jyoukamachi.com/index.html

10月25日(土)、26日(日)と、

商工会企画イベントとして、

「横須賀城 番所」(大須賀支所前)で
お茶席を設けます。

横須賀城の紋瓦(発掘品)で型をとった陶芸作品も展示します。

こちらは、楽焼きで白雲塾長が作成されたものですが、瓦の紋をそのまま型を取り、削る作業を私も手伝いましたが、

江戸時代?の職人さんの削りあとを追っているようで不思議な感覚でした。

お城ファンの方もぜひこちらで一服どうぞ。

横須賀城は現在は、城跡だけですが、番所だけ奇跡的に残っており、指定文化財として保存されています。

普段、解放されてませんので、この日はお茶を飲みながら、歴史をしのびたいと思います。

ぜひいらしてください。

(写真は城主の櫛松紋)