新年の茶碗、焼成いたしました。
四睡図
豊干、寒山、拾得と虎
中国唐代の豊干禅師は天台宗の大本山、国清寺に住し、その高い境地に猛獣の虎さえもなついた、と言われています。
寒山詩で有名な寒山と拾得もこの豊干禅師が見込み、国清寺に住まわせました。
合わせて「三聖」と呼ばれており、豊干を釈迦、寒山を文殊、拾得を普賢の化身に見立てる者もいます。
このような逸話が残されています。
ある僧が豊干を尊崇し、他にも会うに足る人物がいるかと聞くと、豊干は「寒山と拾得」と答えます。
行ってみると、拾得は皿洗い、寒山はその皿についた残飯をもらって、ようやくしのいでいる者でしかなく、二人とも立派な衣どころかボロボロの着物を身にまとっている。。。
しかし、あの豊干が言うのだから、よほど偉いのだろうと思い、僧がうやうやしく一礼すると、
大笑いし、「豊干がしゃべったな」と言って、寺から去っていってしまったという。
正月釜はこちらで一服どうぞ。
四睡図
豊干、寒山、拾得と虎
中国唐代の豊干禅師は天台宗の大本山、国清寺に住し、その高い境地に猛獣の虎さえもなついた、と言われています。
寒山詩で有名な寒山と拾得もこの豊干禅師が見込み、国清寺に住まわせました。
合わせて「三聖」と呼ばれており、豊干を釈迦、寒山を文殊、拾得を普賢の化身に見立てる者もいます。
このような逸話が残されています。
ある僧が豊干を尊崇し、他にも会うに足る人物がいるかと聞くと、豊干は「寒山と拾得」と答えます。
行ってみると、拾得は皿洗い、寒山はその皿についた残飯をもらって、ようやくしのいでいる者でしかなく、二人とも立派な衣どころかボロボロの着物を身にまとっている。。。
しかし、あの豊干が言うのだから、よほど偉いのだろうと思い、僧がうやうやしく一礼すると、
大笑いし、「豊干がしゃべったな」と言って、寺から去っていってしまったという。
正月釜はこちらで一服どうぞ。