『道具置合 天然宗左口授』を読む31 2013年04月02日 | 茶書を読む 木燈籠は外路地に用い、待合の手水鉢の脇に置きます。 口の方をかや門の方へ向けます。 半月を待合から見えるように置きます。 竹輪を置いて、土器二枚を用います。 客を迎えに行く時に、この木燈籠を持行くことはありません。 金燈籠は、待合へ用います。 鎖で釣ります。 また楽焼も用い、竹輪を置いて土器は二枚です。 燈心の数は別の書にあり、月夜には多く入れて、闇夜には少なく入れます。 その時々に、見合わせて入れます。 燈物楊枝は、座敷には黒文字を用い、外路地には杉楊枝を用います。 または、黒文字を交えて用いることも、または、黒文字ばかり用いる事もあります。 « 『道具置合 天然宗左口授』... | トップ | 『道具置合 天然宗左口授』... »