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世界お茶まつり2010(2日目)

2010年11月02日 | 行事報告
世界お茶まつり2日目は、午前中、ステージにて口切りの儀。

茶師から、美濃紙で口覆をかけられた茶壺を茶人が受け取るところから始めました。



掛川産のてん茶を一緒に一つの茶壷に詰めていただいたものです。

掛川市長もいらしてくださり、立ち見も多くでるほど人気のステージでした。

(それでは、ご許可いただいたので、準備の裏話を!)

茶壺の茶詰めの時

(お写真はhimemiko様のブログをご覧ください)
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=349082&y=2010&m=7&o=&l=30


袴をはくということで、いらしたら、袴の片側に両方の足を入れてしまったので、

ズボン上になっている袴が、片方が余ってしまい、、、

「これ何ですか?」

という始末!

急いで、またはき直していただきました。

さて、今回はもう大丈夫だろうと思っていたら、、、

茶師の若いお二人が、着流しで来るではないですか。

「袴はどうしたんですか?」

と聞くと、、、

「はいてます」というのです。

どう見ても、袴をはいていません。

「下に」と、着物を捲し上げると、着物の下にはいていたのです!!


(ステージ控室にて)

急いでお着替え!

すると、一人は「帯が余りました」というのです。
よく見ると、帯をせずに袴を着けている。

「帯をするんですよ」と伝えると、

今度は、「なんかもぞもぞする」
「なんかもぞもぞする」というのを繰り返す。

よく聞いたら、着物を片方にまとめていたため、袴の下に着物が固まって動きずら買ったようです。。。そして、すべてを直し、、、

やっとこれで何とか着付けられたかと思うと!

今度はもう一人の様子がおかしいのです。

「帯は袴の下ですよ!」

そうです、袴の上から、袴をとめるベルトのように帯をされていました。。。

直前のリハーサルは、茶師のお着替えの繰り返しが主体となりました。

とても楽しいリハーサルでした。

しかし、いかがでしょう。

塾長が、お二人に、舞台では、「風林火山」で

と言われ、会得されたように心静かに

動かざること山の如し、
石臼を擦るときは火の如し?

(というのは、片手で擦るのは重くて両手でいいですか?と最初弱気宣言されていたのですが、見事に本番は美しく所作をされていました)

碾茶 掛川産
詰 松下園「松寿」
詰 富士東製茶「加久良」

茶壷詰めの様子は、やはりhimeinko様のブログがすてきですので、リンクさせていただきます。

http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=359074&y=2010&m=8&o=&l=30

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