宮島の師走についてお話しいただきました。
年末 宮島では餅つきが行われていて 各家に石臼がおいてあったそうです。
二十九日を除く暮れの日が選ばれ、大晦日は一夜餅といって嫌われ 餅はつかず
二十八日に餅つきをおこなっていたそうです。
餅つき唄というのもご紹介いただきました。
「鶴が舞ひますこの家の棟で、繁盛と舞ひ遊ぶ。エーンショー、エーンショー」
今でも岩惣さんはこのお餅つきの伝統を守り、24日にこの餅つき唄を歌い、お餅つきをされているそうです。
更には ねずみ餅をご紹介いただきました。
鏡餅を飾る三宝に、ねずみ用の餅を置き、鏡餅をねずみに食べられないようにし
そして子孫繁栄の願いをこめるということです。
宮島ならでは師走の昔からの風習 面白いですね。
Webサイトの企画制作、広告制作にあたっての必要な写真撮影、映像制作から
商品開発のサポートや企画まで手掛けるAZlinksの山下みさとさんがゲストでした。
最近では 宮島口のかき養殖を行っている島田水産さんが新しく商品として販売されている牡蠣を使った
「カキグラまん」の商品開発のサポートからパッケージデザインまでを担当されたそうです。
この商品は今は島田水産さんとネット販売でしかお買い求めいただけませんが
まもなく店頭販売も始まるそうなので楽しみです。
グラフィックデザイナーとして クライアントさんと直接お話しをききながら制作を毎回進めている山下さん、
宮島、宮島口の飲食店の方たちのメニュー表や周年ポスター、廿日市市の様々な業種の方のパンフレット、
webサイトのイメージデザイン作成のお仕事などもされています。
今後もAZlinksの山下さんとして、アーティストとして自分の中にあるものを大切にしながら
グラフィックデザイナーとして周りの人とたくさん関わり、クライアントになってくださった方を笑顔にできる仕事をしていきたいそうです。
二十四節気のひとつで 一年で一番昼が短く 夜が長い日です。
明日からは少しずつ昼の時間が長くなっていうと思うと冬真っただ中ですが なんだかほっとします。
昔から 冬至は太陽が蘇る日だと信じられていました。
「冬至を過ぎると太陽はよみがえり、人間の魂にも精気がもどってくる」のだとか。
そこで この季節に旬のかぼちゃやあずきを食べて力を回復し、冬至をのりこえようとした習慣が今もあります。
そのほか「ん」のつくものを食べると幸運になるという言い伝えがあります。
なんきん、こんぶ、こんにゃくなどです。
こちらは 我が家のゆずの実。
我が家は今晩は牡蠣の土手鍋にして ちょっとゆずをしぼった牡蠣も食べたいな~と思っています。
今から 仕事帰りに牡蠣を買いに行くのが楽しみで。。。
今日の仕上げは ゆず湯がお勧めです。もっとも寒さが厳しくなるこの季節はゆずをうかべたお風呂にはいってあたたまれば風邪をひかないでこの冬過ごせるかも。