今日のゲストは廿日市小学校元校長の青木健夫さんでした。「廿日市と原爆の繋がり」についてお話しいただきました。
爆心地から15kmの廿日市小学校。原爆投下後しばらくして、被爆者が何台ものトラックに乗せられたり、
歩いて、廿日市小学校にたどり着きました。記録では3000人くらいの人が廿日市小学校や近くの学校に
たどりついたそうです。そこに地域の人たちが駆けつけ懸命に看護。教室でそのまま苦しみながら亡くなった人も
たくさんいたそうです。廿日市小学校には、被爆後避難してきた人たちの様子をみていた証人がいます。
それは、廿日市小学校のシンボル 校庭の「大柳」。
また大柳の麓には、平和の碑が作られ、更には、PTA がメモリアルピースロードを作られたそうです。
毎年学校では「碑前祭」が行われています。今日はその様子をお伝えいただく写真もおもちいただきました。
青木さんの実現したい夢は、近くの近隣の学校に逃れてきて亡くなった被爆者を供養するためにも、廿日市小学校の大柳を廿日市の平和を守るシンボルにしていきたいということ。多くの被爆者が助けを求めて横たわった校舎も何も残っていませんが、大柳だけはずっと見てきて知っています。
青木さんは、10月17日の廿日市国際交流協会主催の「ワンデーピースツアー」では、
広島県に住む留学生に向けて、廿日市小学校の大柳のお話しをされます。
広島県に住む留学生に向けて、廿日市小学校の大柳のお話しをされます。
