この時期になると生徒によくいう事がある。
何かを目指して勉強をする時、例えば、大学入試や、資格試験などの目標がある勉強の場合だけれど、たとえ失敗しても、それを自分以外の事のせいにしてはいけない、ということだ。
模擬試験で、うまくいかなかった時に、
「隣の席で試験を受けていた人が、ずっと貧乏揺すりをしていて、集中できなかった。」とか
資格試験で、失敗したときに、
「他の仕事や用事が忙しくて、資格試験を落ち着いて受けられなかった。」
とか、そういうことを言っていたら、いつまでたっても合格しないということだ。
たとえ、試験のときに、周りにおかしな人がいて集中できなかったとしても、風邪を引いて、熱が出ていたとしても、電車が遅れて遅刻したとしても、責めを負うのは、それに対処できなかった自分だ。
どうしても避けられないような事件が起きるのは、長い人生でも数回程度だろう。
それにぶつかっちゃったんなら、そのときは、「今回はご縁がなかった。」とあきらめて、次回に再チャレンジするしかない。
周囲のせいにしていては、いつまでたっても、「自分はアンラッキーだな。ラッキーな人はいいな。」という思考パターンから抜け出せない。
この季節には、大切な模擬試験や資格試験が目白押しだ。
だから、今日も、生徒に繰り返しこの話をする。
本番で泣かないためにね。
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