さらに北上して、長崎についた。
長崎には「長崎猫の会」を主催される、こはる日和.のローズマリーさんがいらっしゃる。
街角では、猫が幸せそうにまどろんでいる。
これだけでわかる。
いい街だな。


眼鏡橋の下には、鯉がいる。
食べ残したパンを、すこし投げてみる。
どの世界でも、はしっこいのもドンなのもいるんなだ。

さらに、雲仙まで車を走らせる。
3年前に来て、とても気に入ったホテルがあった。
そこは、地獄の真隣に建っていて、地獄では、犬が一匹暮らしていた。
冬は暖かいのだろう。気ままな暮らしをしているように見えた。
食に困っているようにも見えない。
おとなしい犬だった。
もう一度会いたかったのだ、その犬に。
宿に着くなり、ロビーにいた黒服の男性に尋ねてみた。
地獄をねぐらにしていた白い犬、まだ元気ですか?
すると、その黒服の方はこう答えた。
長い話になっちゃうんですよね。
どういう意味だろう?
部屋に案内されながら、その方の話されたことは
あの犬ね、テレビにも出たんですよ。
地獄で、お客さんを案内するってね。
ところが、あるお客さんが、この犬に噛まれたと、保健所に連絡をされてね。
あんな犬が噛むはずないのに。
え?
殺処分されたんですか!?
いえ、保健所に連れて行かれたあとに、その犬を可愛がっていた方が、そこから引きだして、家で飼っていると聞いています。
よかった。
どこかで元気にしているんですね。
多分そうですね。
部屋について、荷物を入れ、ひとしきり話した後、その黒服の方は、部屋を出ようとされた。
ドアを開けて、廊下に出て、それから、ふたたび体を戻して、その方はこう言われた。
その、犬を保護した人っていうのが、実は家内でして。
うちで元気に暮らしているんです。
でもね、虐待された後に捨てられたようで、どれだけ一緒に暮らしても、絶対に近づきません。触らせてもくれません。
でも、かわいいですよ。
なんて嬉しい話だろう!
その後、2時間ほどして、夕食を摂りにダイニングへ向かうと、その入り口で、その方は私たちを待っていた、一枚の写真を手にして。
これは、2年前の写真なんです。
保健所に捕まる前のね。
犬は、ホテルの玄関で、物思わしげに座っている、こちらを向いて。


犬が暮らしていた地獄とは、こんな場所だ。
煙の向こうに、宿が見える。ww


改めて、地獄へ入ってみた。
3年前と変わらず、温泉卵をうる小屋がある。

あれ?
小屋に猫がいるぞ?
今度は、猫が迷い込んできたらしい。
この小屋で、気ままに暮らしているという、7匹の仲間とともに。
・・・7匹!?ww
でも、この子もなんて幸せそうなんだろう。


名前は「とらお」ですって♪
名前そのままやん?
あ、人のことは言えないけれど。ww
動物や人との出会い、なんて素晴らしいのだろう。
さて、次は九州から東京へひとっ飛びです。ww
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ここからは、緊急里親募集のお願いです。
(猫たちのおうちが決まるまで、今しばらくお付き合いください。)
岐阜県で、ネコの母さんと3匹の子猫たちがまとめて捨てられていました。
保護した方が、飼ってくださる方を探していらっしゃいます。
どうか、どなたか、良いご縁をつないでください。

長崎には「長崎猫の会」を主催される、こはる日和.のローズマリーさんがいらっしゃる。
街角では、猫が幸せそうにまどろんでいる。
これだけでわかる。
いい街だな。


眼鏡橋の下には、鯉がいる。
食べ残したパンを、すこし投げてみる。
どの世界でも、はしっこいのもドンなのもいるんなだ。

さらに、雲仙まで車を走らせる。
3年前に来て、とても気に入ったホテルがあった。
そこは、地獄の真隣に建っていて、地獄では、犬が一匹暮らしていた。
冬は暖かいのだろう。気ままな暮らしをしているように見えた。
食に困っているようにも見えない。
おとなしい犬だった。
もう一度会いたかったのだ、その犬に。
宿に着くなり、ロビーにいた黒服の男性に尋ねてみた。
地獄をねぐらにしていた白い犬、まだ元気ですか?
すると、その黒服の方はこう答えた。
長い話になっちゃうんですよね。
どういう意味だろう?
部屋に案内されながら、その方の話されたことは
あの犬ね、テレビにも出たんですよ。
地獄で、お客さんを案内するってね。
ところが、あるお客さんが、この犬に噛まれたと、保健所に連絡をされてね。
あんな犬が噛むはずないのに。
え?
殺処分されたんですか!?
いえ、保健所に連れて行かれたあとに、その犬を可愛がっていた方が、そこから引きだして、家で飼っていると聞いています。
よかった。
どこかで元気にしているんですね。
多分そうですね。
部屋について、荷物を入れ、ひとしきり話した後、その黒服の方は、部屋を出ようとされた。
ドアを開けて、廊下に出て、それから、ふたたび体を戻して、その方はこう言われた。
その、犬を保護した人っていうのが、実は家内でして。
うちで元気に暮らしているんです。
でもね、虐待された後に捨てられたようで、どれだけ一緒に暮らしても、絶対に近づきません。触らせてもくれません。
でも、かわいいですよ。
なんて嬉しい話だろう!
その後、2時間ほどして、夕食を摂りにダイニングへ向かうと、その入り口で、その方は私たちを待っていた、一枚の写真を手にして。
これは、2年前の写真なんです。
保健所に捕まる前のね。
犬は、ホテルの玄関で、物思わしげに座っている、こちらを向いて。


犬が暮らしていた地獄とは、こんな場所だ。
煙の向こうに、宿が見える。ww


改めて、地獄へ入ってみた。
3年前と変わらず、温泉卵をうる小屋がある。

あれ?
小屋に猫がいるぞ?
今度は、猫が迷い込んできたらしい。
この小屋で、気ままに暮らしているという、7匹の仲間とともに。
・・・7匹!?ww
でも、この子もなんて幸せそうなんだろう。


名前は「とらお」ですって♪
名前そのままやん?
あ、人のことは言えないけれど。ww
動物や人との出会い、なんて素晴らしいのだろう。
さて、次は九州から東京へひとっ飛びです。ww

ここからは、緊急里親募集のお願いです。
(猫たちのおうちが決まるまで、今しばらくお付き合いください。)
岐阜県で、ネコの母さんと3匹の子猫たちがまとめて捨てられていました。
保護した方が、飼ってくださる方を探していらっしゃいます。
どうか、どなたか、良いご縁をつないでください。

