英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

放火魔はそこにいる。

2016-05-24 | 日記
今朝6時半に、けたたましいサイレンの音で目覚めた。
消防車だ。
この頃多いな。

ベッドの上の栗吉を撫でながら、ぼんやり考える。

あれ?
音が止まった!?

近いんと違う!!?


慌ててベッドを飛び出す。
(片手にはiPad ww)

表に出ると、きな臭い。
通りにはたくさんの消防車と救急車が並んで、物々しい雰囲気だ。





何があったんです?

神社の裏手の資材置き場で放火やって!

え?
放火!?

そういえば、おとといもありましたね。すぐ近所で。

最近また多くなってきましたな。



思い出した。

もう十数年も前のこと、ご近所で放火があったことから、うちも延焼しそうになったのだ。
それも2度も。

1度目は、うちの隣の家が、建て替え中で、家を潰した後に置かれていた廃材や建築資材に火をつけられたのだ。
その時は、早い時点で通報があって、ボヤで済んだ。


そして2度目。
深夜2時を過ぎていた。
気付いた時には、燃えいているとなりから飛んできたススの塊が、2階の窓から入ってくるような状態だった。
窓の外は真っ赤だ。

夫は留守だった。
大事な時に夫はいない。
(この話はまた改めて。ww)


すべての窓のシャッターを閉める。
貴重品をひっつかみ、袋に入れた。
子供達と一緒に、当時いた8匹の猫を、2階建ての大型ケージに詰め込んで、必死で2階から担ぎ降ろした。
当時庭で暮らしていた愛犬ファル吉を、姑の家のガレージに避難させる。

火事場の馬鹿力とは、よく言ったものだ。涙

もう、なんだかわからないけれど、必死だった。


結局、放火された家は半焼、うちの隣も、1回目で燃え残った資材が全焼、そして、うちはベランダの手すりのところが熱で少しぐにゃりとなっただけで済んだのだ。人的被害もなかった。


恐ろしかった。
火事自体も恐かったけれど、「放火魔はそこにいる」という事実の方が、もっと恐かった。

結局、その時の犯人はまだ捕まっていない。


その時から十数年も経っているのだけれど、この近所で放火犯が捕まったという話は聞かない。

ほんとうに恐ろしい。


気をつけます!





どのツラ下げて・・・涙








コメント (6)
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