LEM上昇段は、プラモデルが進められる状態になるまで、ペーパークラフトもお休み、ということで、下降段に取りかかりました。
下降段の本体は箱なので、切り出しも簡単です。
「BUILDING MOONSHIPS:THE GRUMMAN LUNAR MODULE」を見ると、1962年のコンセプトモデルでは、本体は円形、脚も5本でしたが、翌年のものは、現在のような八角形になっています。
このあたりは、「FROM THE EARTH TO THE MOON」の第5話で見ましたが、本を見ると、1964年の実物大模型では、月に降り立つのに、金属製のハシゴではなく、コブつきのロープを使おうとしていました。それでは上れないことが分かって、取りやめになったそうです。
何しろ、人類初の乗り物ですから、その試行錯誤たるや、想像を絶するものがあったに違いありません。模型作りは、その追体験ともいえましょう。
……プラモデルの方が試行錯誤だけで終わりませんように。
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