宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 LEM上昇段、いよいよ問題のパーツです。

 私はアポロ9号で、司令船と月着陸船がドッキングした状態で地球を周回している写真を壁紙に使っています。多分、LEMの「口」あたりから、司令船にレンズを向けて撮ったらしい写真ですが、LEMや司令船の細部までよく分かります。

 最初、その写真を見た時、月着陸船の「顔」の向かって右側に、「口元」から「額」に向かって伸びている白いパイプのようなものに気づいて不思議に思っていました。

 ペーパークラフトでも、それは再現されております。写真右下の部品がそれです。これを、ちょっと複雑に折り曲げて、「顔」に取り付けます。

 これが、1/35LEMの製作を止めさせている部品でもあります。まずは、ペーパークラフトで作って感じをつかみたいと思っています。

 

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 LEM上昇段の実に地味なパーツを取り付けました。

 月面着陸のために、月着陸船と司令船は、二回のドッキングをしなければなりません。一回目はサターンVロケットの三段目からLEMを取り出し、二人の宇宙飛行士をLEMに乗せるために、二回目は月から帰ってきたLEM上昇段から二人を司令船に戻すためにです。

 LEM上昇段ミッドセクション上方向かって右に、ドッキングターゲットがついています。司令船パイロットは、このターゲットを肉眼で中央に捉えてドッキングを行うのです。

 写真中央あたりのT字型の部品がそれです。「VIRTUAL LM」の図を見ると、基部にも模様があるのですが、上手に書く自信がなかったので、模型は白いままです。

 実際のドッキングシーンをみると、このターゲットがみるみる接近してきて、結構な衝撃と共にLEMと司令船が結合されます。LEMの外板が一瞬歪むのを見ると、壊れてしまわないかと心配になるくらいです。おかげで、このパーツは、私にとってはLEMのもう一つの「顔」と言えるくらい印象的なのです。

 さて、あとはアンテナ三つとノズル八つをつけるだけ!上昇段も、今週末には完成だ、と思ったら、一番大切なパーツを忘れておりました。明日は、そちらに手を付けねば……。

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 ペーパークラフトのLEM上昇段、製作を着々と進めております。

 「額」にランデブーアンテナを取り付けました。昨日のステーの切り口はフラットブラックでタッチアップしてあります。

 パラボラアンテナ中央、十字のステーが太すぎますが、気にしなければ大丈夫です。

 後は、正面の姿勢制御ブースター取り付け基部の先端部分の部品も取り付けました。

 我ながら超スローペースです。このペーパークラフト、着手したのは1月ですから、もう9ヶ月もかかっています。しかし、自分のペースでやれるのが模型趣味のメリット、ということで、のんびりやっていくつもりです。

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 LEM上昇段、ランデブーアンテナの工作を進めました。

 昨日のパラボラアンテナに細かな部品を付け、「額」にもステーを取り付けました。厚紙を挟み込んで厚みを出していますが、切り口が白いので塗装をせねばなりません。

 製作のBGVで「the Dish(邦題:月のひつじ)」を見ました。アポロ11号の月面からの生中継は、地球の自転の関係でアメリカ本土から電波を受信できないため、オーストラリアの巨大パラボラアンテナ(the Dish)が用いられました。この映画は、その時の実話をもとに制作されたそうです。

 「アポロ13」と同じく、最後に成功することは分かっているのに、トラブルのシーンでは、思わずハラハラしてしまいました。もっとも、エピソードの中には「本当にあったの?」と思わずにはいられないようなものもありましたが。

 それはさておき、写真左下のアンテナ、これが、「the Dish」に電波を送ったわけですね。うーん、作っている模型の部品が持っている意味が分かるのは、何となく嬉しいものです。これも「VIRTUAL LM」のおかげです。……もっとも、あまりに詳細な図解がなされているため、1/35の模型に反映したくなってしまい、結果として作業が進まないのです。

 とりあえず、ペーパークラフトの製作を進めて、細かな部品の感じをつかみたいと思っています。

 

 

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 ペーパークラフトを進めました。ほんのちょっとですが。

 LEM上昇段の「額」につく、ランデブーアンテナを作り始めました。LEMが月に降下する時と、上昇して司令船とドッキングする時、司令船との情報のやりとりに使われるようです。

 パラボラアンテナのお椀と、中央の「4-Point Feed Horn」なる部品を作りました。「VIRTUAL LEM」を見ると、四角柱のようなので、再現してみました。

 1ミリ角で長さは2ミリ。ピンセットを使って折り曲げ、強引に接着。ふう、今日はこれまで、ということで。

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 ペーパークラフトのLEM上昇段製作を進めました。

 ミッドセクション向かって左側のアンテナを取り付けました。まるで髪飾りのようです。「VIRTUAL LM」によると「S-BAND STEERABLE ANTENNA」とあります。拙い英語力で読むと、着陸船と地球との間の通信に使われるようです。「STEERABLE」というのは、向きを変えられるということでしょうか。

 久しぶりに紙を切り出しての細かい工作をしました。楽しいです。ペーパークラフトはいいですね。臭いがしないのが何よりです。

 まだアンテナもいくつか付けないといけませんが、それ以上に難しそうな部品があります。実はそれこそが、1/35LEMの製作を遅れさせている一番の原因です。ペーパークラフトだけでも、今週末くらいには何とか形にしたいのですが。

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 どうもLEMの製作が進みません。こういう時は、キットを見て意欲を高めることに。

 先日ご紹介した、エレールの国際宇宙ステーションの説明書を開いてみました。海外のプラモデルキットは、これまでにもいくつか作ってきました。しかし、説明書は日本のメーカと違っておおざっぱなものが多かったような。随分前にイタリアはプロター社のフェラーリ312T2を作った時は、目眩がしました。説明書も大事にとってありますから、また、いつかお見せしようかと思います。

 しかし、このエレールの説明書は美しいですね。部品がどこに付くのかイメージしやすいし、色の指定までしてあります。

 「きぼう」の本、半分ほど読みました。これから開発秘話に入りそうです。楽しみ、楽しみ。

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 1/35LEM上昇段の細かいパーツの感じをつかむためにも、ペーパークラフトの製作を進める必要が生じてきました。

 説明書通り、アンテナを作ることにしました。アンテナの支柱は厚紙を挟んで接着してから切り出します。とりあえず今日の作業はここまで。

 写真、手前にノズルの部品が見えます。計16個、切り出して丸めて接着、の作業が待っています。ああ。

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 LEM上昇段の製作もちゃんと進めております。

 「顔」に姿勢制御スラスターの基部を取り付けました。「耳」という比喩は変でしょうか。

 写真と見くらべながらの作業です。左右で「顔」との取り付け方が微妙に違うので、そこも再現してみました。

 さて、すぐにでも「顔」の塗装に入りたいのですが、まだ作らなければならない部品が。……これがまた悩ましい形状をしているのです。ペーパークラフトや「VIRTUAL LM」を見直して、製作方法を考えなければ!

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 国際宇宙ステーションのプラモデルを入手したものの、それについて何も知らないので手が出せませんでした。少し知識が欲しいなあと思っていました。

 つい先日、図書館で本を見つけました。写真で模型の上にのっている「宇宙ステーションにかけた夢」です。9月に出たばかりで、子ども向けのようですが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)で日本初の有人宇宙実験室「きぼう」の開発に携わっている渡辺英幸氏が執筆しておられます。

 表紙と箱絵を見くらべて気づきました。ちょうど本の真下に「きぼう」があるではないですか。まだ「きぼう」は打ち上げられていないと思うのですが、模型は完成予想図に合わせてあるのでしょうか。

 1/125ながら、完成すると長辺が56センチにもなるこの模型、当分作れそうにありませんが、本を読んだり、実際の計画の進展を見たりするのが楽しみです。

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