宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 LEM上昇段も進めております。

 宇宙船同士のドッキングは、月着陸に欠かせない重要な要素で、それを実現させるためにジェミニ計画もあったわけです。

 アポロの記録映像で、司令船が徐々に月着陸船に接近していく様をみることができます。お互い秒速十キロ以上で動いている物体同士が、正確につながるための的になるのが、このT字型の部品です。司令船パイロットは、窓からこのドッキングターゲットを狙って、宇宙船を操縦するのです。

 ここはアオシマの元キットのパーツを使っています。実物の白い台座はもっと大きいようです。T字型の部品も、キットは丸棒でしたが、削り込んで板状にしています。

 あと、写真中央左のサポートロッドを、3ミリの透明パイプで作って接着。写真では見られませんが、ポリパテで作ったアンビリカルシャフトも取り付けました。

 いよいよ残るは六つのアンテナです。2006年も残り十日、年内の上昇段完成に向けて、この週末は頑張ろうと思っています。

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 「DRAW」で火がついた製作意欲を、紙粘土細工にぶつけました。(LEMにぶつけた方がよいような気も……)

 もっとも本当のオリジナルで作品を作る能力はありませんから、再び「鋼の錬金術師」で「あの一コマ」を再現することに。

 マンガを見ながら、簡単な図面を引いて、「シャオメイ」の時にも使ったガシャポンの空容器に紙粘土を貼り付けます。

 冬場は紙粘土細工に好都合なのです。作ったものをファンヒーターの前に置けば、あっという間に乾燥しますからね。

 写真は、すでに空容器を抜き取って貼り合わせたものです。強制乾燥のおかげで、その日のうちにここまでできます。

 さて、私は何を作っているのでしょうか?

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 今日の地震、驚きました。帰宅してみると、案の定、ロケットが悲惨なことに。サターンV、ジェミニ、N1が崩れ落ちていました。

 しかし、R-7シリーズは倒れていません。コロリョフ氏の執念でしょうか。私の宝物、ドラゴンモデルの宇宙飛行士フィギュアも踏ん張っていました。

 さて、話は変わって、つい先日、井上雄彦氏のDVD(こういう言い方で良いのでしょうか?)「DRAW」を入手しました。

 「バガボンド」は大好きで、コミックの24巻の広告を見て、アマゾンに予約しておきました。ちょっと手違いがあったらしく、届いたのはつい最近ですが、すぐに見ました。

 214話の「あの一コマ」の作画を、下書きから完成まで(勿論、途中省略もあいますが)見ることができます。

 アマゾンのレビューでも評価が分かれていましたが、私は買って良かったと思っています。

 BGMも解説もなく、ひたすら無言で描く手元を写すだけのDISK1がいいですね。ハイビジョンテレビで見ると、画質が気になりますが、思わず見入ってしまいました。

 何より、「良いもの」をつくっている姿は、力を与えてくれます。「自分も何かやってみよう!」そんな気にさせてくれます。

 そこで、新しいものの製作に着手しました。……LEMやプロトンが、また遅れてしまいそうです。

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 LEM上昇段、年内の完成に向けて、気合いを入れました。

 アンテナにサフェ吹きをして表面の様子を見ます。少し水ペーパーをかければ、上塗りに入れそうです。

 アンテナのステーにも着手しました。1ミリと2ミリのプラ棒に、瞬間接着剤でアルミホイルを巻き付けます。後は、原寸合わせで本体に取り付けるだけ!

 「額」につく望遠鏡も作りました。写真中央、作業をしやすくするためプラ板に貼り付けてあるものです。覆いの部分は、プラ板をローソクであぶって曲げました。3ミリぐらいの大きさですから、結構大変でした。

 問題は、ここに写っていない十字アンテナです。あの渦巻きをどう再現しましょう……。

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 プロトンロケット一段目が完成しました。

 キットの説明書を読むまで、R-7ロケットのように、メインブースターの周りを独立したブースターが取り囲んでいると思っていました。

 酸化剤と推進剤のタンクを、完全に独立させているのは、何か意味があるのでしょうね。

 プロトンの資料はないか、と思っていましたが、手元の「ROCKET AND SPACE CORPORATION ENERUGIA」にも写真が載っていました。それも、今回作ろうと思っていたゾンド計画のものです。これで勢いをつけて作業を進めようと思っています。

 あ、でもLEM上昇段も作らなくては……。

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 プロトン一段目下部の部品を取り付けました。

 ノズルの前につく、四角い箱のような部品、一カ所が斜めになっていました。普通に考えて、斜めの部分をノズル向きにしようと思ったのですが、のり付けのラインと形が合いません。

 そこで、実機の写真と見くらべてみました。JAXAのホームページからダウンロードして印刷したものです。

 部品の形状そのものが違いますが、向かって右が斜めになっている気がしたので、そのように接着しました。

 ロシアのロケットは、倒された状態で移動するので、ノズル周りをよく見ることができます。
 
 先日のエアロガイド、実機で見てみるとスリットはないみたいですね。横縞は補強用なのでしょうか。いろいろ調べると面白そうです。

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 プロトンロケット一段目、根性で進めました。

 推進剤タンクの残り三本を、無理矢理メインボディに取り付けました。細い紙片でつながっているだけですから、グラグラです。

 それを波形の部品でつないで固定します。「aeroguides」と説明書にはありました。空気抵抗のかたまりのように見えますが、印刷の具合からすると、風が抜ける溝があるようです。

 N1の一段目下部にも、似たような部品がありました。空気力学的に意味があるのでしょうね、きっと。

 模型製作上にも大変な意味がありました。この部品でタンク同士をつなぐことで、タンクが安定し、取り付け角度も是正されました。これで、何とか見られる姿に。

 後は、写真左下の部品を取り付けるだけです。ああ、投げ出さなくて良かった……。

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 プロトン一段目、完成させた部品を組み立てていきます。

 推進剤タンクにステーを四つ取り付け、メインボディと接着します。片側二カ所を接着した後、反対側を接着しようとしたら……接着箇所に届きません。タンクの丸め方が悪かったのか、紙が厚すぎたのか、決められた位置に固定できないのです。

 瞬間接着剤やボンドG17の力を借りて、何とか三つ取り付けたものの、今にも剥がれそうな接着部分と、メインボディに対し、ずれた角度で固定されたタンクを見たら、意気消沈してしまいました。

 仮組みもしないで、すべてのタンクにステーを取り付けてしまった自分の迂闊さに自己嫌悪です。

 こういう時は、冷静にならなければ。頭を冷やして対処法を考えることにします。
 

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 プロトンロケット一段目のパーツを全て完成させました。

 推進剤タンク六本を並べたら綺麗だったので、他のパーツも合わせて記念撮影。(投稿後、17インチのディスプレーで拡大してみたら、ほぼ原寸大でした。)

 そこで思い出したのが、子どもの頃に見たタミヤの総合カタログです。塗装したパーツを並べた写真に、思わず見とれてしまいました。

 昨年、タミヤの本社ショールームを見学した時、同じものが展示されていて感激しました。その他にも、絶版キットの完成品が多数展示されており、一見の価値有りです。アポロ関連もありました。宇宙船と、三段目アダプターに収納された月着陸船です。宇宙船はBLOCK1みたいでしたが、正直、「欲しい!」と思ってしまいました。再販は……あり得ないでしょうね。

 ともあれ、あとは組み立てるのみ!週末には一段目の雄姿をご紹介できるかと思います。

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 LEM上昇段の先が見えたところで、プロトンにもどります。……ここでLEMの製作を続けないから完成しないのですが。

 ともあれ、一段目、残りの部品を全て切り出しました。写真中央の推進剤タンク六本分の付属品です。結構な数ですが、昨年の今頃作っていたN1ロケットを思えば何でもありません。N1の一段目のノズルは30個!おまけにノズル一つが四つのパーツでできていましたから……。

 そう、今回は楽だ!と自分に言い聞かせつつ、写真中央上あたりの部品を作っていきます。推進剤タンクをメインタンクに取り付けるステーで、24本ほど切り出して中央で折り曲げて接着を繰り返します。

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