『アフリカン・ビート』 ベルト・ケンプフェルト楽団
”Afrikaan Beat” Bert Kaempfert 【YOUTUBEより】
この曲は1962年にブルースの王様と称されたベルト・ケンプフェルト自身が作曲、本来ならば『暁のブルース』が
A面となるところ『アフリカン・ビート』をA面としてリリースしたものです。ここのところ、少しマンネリ化しつつあった
ブルース調から大きくイメージ・チェンジを図ったとして注目されました。
日本では【今週のベストテン】において、1962年8月の第1週に10位で初登場し3週連続でベストテン入りしていますが
最高9位がやっとで残念ながら大きなヒットにはなりませんでした。
ベルト・ケンプフェルトはこの後、次作の『サファリの夕陽』へと趣が大きく変わっていくことになります。
この機会に『サファリの夕陽』 も併せて紹介しておきます。
『サファリの夕陽』 ベルト・ケンプフェルト楽団
”A Swingin' Safari” Bert Kaempfert 【YOUTUBEより】
この曲も1962年にベルト・ケンプフェルトが作曲した『アフリカン・ビート』の姉妹編で、ビリー・ヴォーン楽団の
カヴァー演奏によって全米15位のヒットとなっていますが本家ベルケンのコピーの域を出ていません。
こちらは残念ながら【今週のベストテン】でのチャートインの記録はありません。