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旅の友・ポップス編 (361) 『巴里野郎』

2018-02-24 15:35:05 | 旅の友・ポップス編

『巴里野郎(パリ・カナイユ)』 カトリーヌ・ソヴァージュ
”Paris Canaille” Catherine Sauvage 【YOUTUBEより】


1955年制作、ピエール・ガスパール・ユイ監督による同名のフランス映画の主題歌です。
映画はセシル・サンローランの小粋な小説によるダニー・ロバン主演のロマンチックなB級ラヴ・コメディです。
この主題歌の『パリ・カナイユ』はレオ・フェレが1952年に作詞・作曲したもので、タイトルにある”Canaille”は
「ごろつき」といった意味合いです。
歌詞は、「巴里の下町・裏町」を、そこに身を寄せるぐうたらでろくでもない人々の姿に喩えてこれでもかというほど
雑言を並べながらも、常に”Mais c'est si bon”(でもとても素敵) とこの街に愛を寄せています。
映画では、歌手に扮したカトリーヌ・ソヴァージュ本人が映画の中で唄っていました。

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下町の関西人なら「アホな奴がぎょうさんおるけど、せやけどええ街やなぁ~」といったところでしょうか。