港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『8月31日』

2019-08-30 22:44:34 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ジェームズ・コバーン James Coburn (1928.8.31~2002.11.18)



西部劇やアクション映画でクールでタフな男を演じて人気を博したアメリカの映画俳優です。
ネブラスカ州ローレルに生まれ、カリフォルニア州コンプトンで育ちました。幼い頃から演劇に興味を持ち、コンプトン・
シティ・カレッジで演劇を専攻、2年間の兵役後にはロサンゼルス・シティ・カレッジで演劇の勉強を続けました。
1958年にTVシリーズの『風雲・クロンダイク』に出演、翌年に西部劇 "Ride Lonesome" の端役で映画デビューを果たし、
1960年の『荒野の七人』での鮮やかな傍役ぶりで人気者になりました。その後も『大脱走』『シャレード』などで傍役を
演じていましたが、1966年にはじまった電撃フリント・シリーズの主役に抜擢されスターの座を射止めました。

【主要出演作品】
1959年『ネバダの決闘』Face of a Fugitive
1960年『荒野の七人』The Magnificent Seven

1963年『大脱走』The Great Escape

1963年『シャレード』Charade

1963年『太陽の帝王』Kings of the Sun
1965年『ダンディー少佐』Major Dundee
1965年『ラブド・ワン』The Loved One
1966年『電撃フリントGO!GO作戦』Our Man Flint

1967年『電撃フリントアタック作戦』In Like Flint
1968年『キャンディ』Candy


☆リチャード・ベースハート Richard Basehart (1914.8.31~1984.9.17)



『道』『白鯨』など傍役に徹した渋い印象の国際的な俳優です。
オハイオ州ゼネスヴィルで生まれ、ハイスクール卒業後はニュース・レポーターやラジオ・アナウンサーを経て舞台俳優と
なりブロードウェイの舞台も経験しています。1947年に "Cry Wolf " の端役で映画デビューし、翌年には『夜歩く男』の
傍役で注目を集め、その後も傍役、準主役などをつとめていましたが、1954年にイタリアのフェデリコ・フェリーニ監督に
招かれて『道』の道化師役に出演して一躍脚光を浴びました。その後も『白鯨』などで渋い印象を残しましたがその後は
作品に恵まれることはありませんでした。
日本ではTVシリーズ『原子力潜水艦シービュー号』のネルソン 提督として名前が知られているようです。

【主要出演作品】
1948年『夜歩く男』He Walked by Night 
1949年『山のロザンナ』Roseanna McCoy
1951年『暁前の決断』Decision Before Dawn
1954年『善人は若死にする』The Good Die Young

1954年『道』La Strada

1955年『崖』Il bidone

1956年『白鯨』 Moby Dick 

1958年『カラマゾフの兄弟』The Brothers Karamazov
1960年『五人の札つき娘』 5 Branded Women
1963年『太陽の帝王』 Kings of the Sun
1964年『サタンバグ』 The Satan Bug


【ご命日】

★ジョン・フォード John Ford (1894.2.01~1973.8.31)



アイルランド系移民の子として生まれ、長編映画が主流になった頃に男性的な西部劇で名声を得た映画監督。
主な監督作品として『男の敵』『駅馬車』『怒りの葡萄』『荒野の決闘』『黄色いリボン』などがある。