経堂めぐみ教会

日曜礼拝のメッセージ動画です。

8月14日 聖日礼拝

2016-08-15 12:37:25 | 礼拝
聖書:ルカ15:11~32
メッセージ:“惜しみない愛”
特別音楽:バッハ“G線上のアリア”

1.待ち続ける神
(20)「こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした。」
 父は遠い国に旅立った弟息子が帰って来るのを待ち続けました。父親は家の外に立ち、遠くまで見通しのきく所に立って、息子がいつ現れるか待ち続けました。そのように、父なる神は私たちが神様のもとに戻るのを忍耐をもって待ち続けているのです。

2.赦す神
(21~23)「息子は言った。『お父さん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を犯しました。もう私は、あなたの子と呼ばれる資格はありません。』ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い着物を持って来て、この子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、足にくつをはかせなさい。そして肥えた子牛を引いて来てほふりなさい。食べて祝おうではないか。』」
 息子は我に返り父のもとに帰ります。父は息子に真新しい服を着させます。子どもと呼ばれる資格のない者を神の子としてくださるのです。御子キリストが十字架にかかり私たちの罪を清算してくださっているのです。

3.喜んで迎える神
(31)「子よ。おまえはいつも私といっしょにいる。私のものは、全部おまえのものだ。だがおまえの弟は、死んでいたのが生き返って来たのだ。いなくなっていたのが見つかったのだから、楽しんで喜ぶのは当然ではないか。」
 一方兄息子は、帰ってきた弟を喜んで迎えることができませんでした。彼はいつも父と一緒にいて真面目に仕えていましたが、父に愛されている実感が少なかったのかもしれません。父なる神はご自身のもとに帰る者を喜んで迎え入れてくださいます。
 盲目のテノール歌手の稲垣勉さんは、幼くして事故により失明し、両親は離婚し祖母に育てられます。彼は失意のなかラジオから流れる讃美歌に誘われ教会に行くようになります。牧師は彼を家族のように迎え入れ、家庭の温かさに触れて立ち直るきっかけとなります。また一人のボイストレーナーから「君の声はラテン系のすばらし響きをしている。それは父からの贈り物だ」と言われ、両親への恨みが薄らいでいきました。新垣さんは未だにお父さんとはお会いできませんが、父なる神様に出会い、人々の温かさに触れて憎しみから赦しへと変えられていきました。
 私たち一人一人神様に愛されています。その愛と赦しに生かされていきますように。平和をつくる者としてください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月7日 聖日礼拝 | トップ | 8月21日 聖日礼拝 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

礼拝」カテゴリの最新記事