今日の年配の女性客・Y子さんは博学で何でもよくご存知だ。
私 「何でもよう知ってるなあ、Y子さんは…」
客Y「いえいえ」
私 「昔のことを…」
客Y「なんや、“昔のこと”は余分や。ガクッとくるわ」
私 「さすが、仰山(ギョウサン)生きてるだけあるわ」
客Y「仰山て、アンタより1つ上だけやん。100年も200年も余計に生きてるのと違うやん」
私 「ホンマやなあ、そんなけ生きてたら化け物や」
客Y「化け物て、なんぼ化粧が濃いからて、乙女をつかまえてそれは無いやん」
私 「いえ、あの、その…。ばけものと違(チゴ)て、あけぼの…、て言うてん。博学のY子さんに知り合えたのは、僕にとって“文明の曙”やと言いたかってん」
一句:失言を 冷や汗モノで 言い逃れ
私 「何でもよう知ってるなあ、Y子さんは…」
客Y「いえいえ」
私 「昔のことを…」
客Y「なんや、“昔のこと”は余分や。ガクッとくるわ」
私 「さすが、仰山(ギョウサン)生きてるだけあるわ」
客Y「仰山て、アンタより1つ上だけやん。100年も200年も余計に生きてるのと違うやん」
私 「ホンマやなあ、そんなけ生きてたら化け物や」
客Y「化け物て、なんぼ化粧が濃いからて、乙女をつかまえてそれは無いやん」
私 「いえ、あの、その…。ばけものと違(チゴ)て、あけぼの…、て言うてん。博学のY子さんに知り合えたのは、僕にとって“文明の曙”やと言いたかってん」
一句:失言を 冷や汗モノで 言い逃れ