お客のAさんとの世間話から、彼の小五の息子さんの名づけの話になった。
私 「息子さんの名前は?」
客A「名前は簡単なのを考えた。難しかったら本人が困るやろ」
私 「難しかったら学校のテストの時、名前書くだけでテストの時間が終わったりして」
客A「そこまでは無いやろけど…。とにかく字画の少ない名前を考えたわ」
私 「横棒の“一”と書いて“はじめ”は?一番簡単やで」
客A「僕もそれを考えたけど『簡単すぎてイジメられるかも知れん』と嫁に却下された」
私 「そうか、イチだけに、イチメられるかも知れんな」
客A「そやから一文字で“りょう”と決めたんやけど、漢字が決まれへんかってん」
私 「“りょう”て色々あるもんなあ」
客A「漢字は出生届の時に役所で「どないしましょ?」と尋ねられた時に決めたわ」
私 「漢字は狩猟の猟か?それとも漁師の漁か?」
客A「感じ悪いなあ。名前でそんな漢字使わんで、海や山で働くわけでもないし…」
私 「ほんだらどんだ漢字や?」
客A「俳優の田村亨の亨や」
私 「田村亨の亨かいな。りょうかい(了解)や!」
客A「その頃は結構、“りょう”の名前が多かってん」
私 「多りょう(量)に出回ってたんかいな」
客A「公園で“りょう”て大きな声で呼んだら、4人ぐらいこっちを振り向いたわ」
私 「皆、A君の隠し子やったんと違うの?間違えたらアカンから同じ名前つけたりして」
客A「まさか~」
私 「それはともかく、名づけは子供が一生背負うので慎重になるね」
客A「名づけの由来を聞かれた時に子が納得する説明出来んと、親子の信頼関係が薄れるからなあ」
私 「名づけで手なづけて信頼関係を保つ気かいな」
一句:久々に 頭を巡らせ 子の名づけ
私 「息子さんの名前は?」
客A「名前は簡単なのを考えた。難しかったら本人が困るやろ」
私 「難しかったら学校のテストの時、名前書くだけでテストの時間が終わったりして」
客A「そこまでは無いやろけど…。とにかく字画の少ない名前を考えたわ」
私 「横棒の“一”と書いて“はじめ”は?一番簡単やで」
客A「僕もそれを考えたけど『簡単すぎてイジメられるかも知れん』と嫁に却下された」
私 「そうか、イチだけに、イチメられるかも知れんな」
客A「そやから一文字で“りょう”と決めたんやけど、漢字が決まれへんかってん」
私 「“りょう”て色々あるもんなあ」
客A「漢字は出生届の時に役所で「どないしましょ?」と尋ねられた時に決めたわ」
私 「漢字は狩猟の猟か?それとも漁師の漁か?」
客A「感じ悪いなあ。名前でそんな漢字使わんで、海や山で働くわけでもないし…」
私 「ほんだらどんだ漢字や?」
客A「俳優の田村亨の亨や」
私 「田村亨の亨かいな。りょうかい(了解)や!」
客A「その頃は結構、“りょう”の名前が多かってん」
私 「多りょう(量)に出回ってたんかいな」
客A「公園で“りょう”て大きな声で呼んだら、4人ぐらいこっちを振り向いたわ」
私 「皆、A君の隠し子やったんと違うの?間違えたらアカンから同じ名前つけたりして」
客A「まさか~」
私 「それはともかく、名づけは子供が一生背負うので慎重になるね」
客A「名づけの由来を聞かれた時に子が納得する説明出来んと、親子の信頼関係が薄れるからなあ」
私 「名づけで手なづけて信頼関係を保つ気かいな」
一句:久々に 頭を巡らせ 子の名づけ