今日は義父の初盆に出席した。
義父は長男だが子供は娘が二人。跡継ぎがいないので義父母の入っていた先祖の墓は、孫の代まで男子がいて末永く墓守が出来る弟に譲り、義父母の遺骨は永代供養をしてくれる西本願寺堺別院に納骨した。
この西本願寺堺別院は鎌倉時代に建立され「北の御坊さん」として親しまれていて堺では最大の木造建築である。明治4年から10年間は堺県の県庁として使用、境内には与謝野晶子の歌碑があり、高さ20m、幹の周り3.65mもある銀杏の巨木が、寺の歴史を語るかのように根を下ろしている。
今日はその寺で盂蘭盆会が営まれて、4名の僧侶による読経が始まると大きな本堂は静まり返り、時々吹く爽やかな風が夏の暑さや都会の喧騒を忘れさせてくれる。
義父は義母と共に由緒ある当院に納めたのできっと満足され、また私たち子孫を温かく見守ってくれていると思う。
読経中、目を瞑れば元気だった頃の義父の在りし日々を思い出したり、瞳が小学生の頃に家族でこの寺に何度かお参りしたことを思い出した。
そして今頃、瞳は天国で再会した義父に可愛がってもらっていることだろう。
義父は長男だが子供は娘が二人。跡継ぎがいないので義父母の入っていた先祖の墓は、孫の代まで男子がいて末永く墓守が出来る弟に譲り、義父母の遺骨は永代供養をしてくれる西本願寺堺別院に納骨した。
この西本願寺堺別院は鎌倉時代に建立され「北の御坊さん」として親しまれていて堺では最大の木造建築である。明治4年から10年間は堺県の県庁として使用、境内には与謝野晶子の歌碑があり、高さ20m、幹の周り3.65mもある銀杏の巨木が、寺の歴史を語るかのように根を下ろしている。
今日はその寺で盂蘭盆会が営まれて、4名の僧侶による読経が始まると大きな本堂は静まり返り、時々吹く爽やかな風が夏の暑さや都会の喧騒を忘れさせてくれる。
義父は義母と共に由緒ある当院に納めたのできっと満足され、また私たち子孫を温かく見守ってくれていると思う。
読経中、目を瞑れば元気だった頃の義父の在りし日々を思い出したり、瞳が小学生の頃に家族でこの寺に何度かお参りしたことを思い出した。
そして今頃、瞳は天国で再会した義父に可愛がってもらっていることだろう。