●コーヒー

　Kさんが調子が悪そうな顔をしていた。

　私 「Kさん、調子が悪そうやね」
　客K「そうやねん、胃の調子が悪いねん」
　私 「何か心当たりがあるんか？食べ物に当たったとか車に当たったとか…」
　客K「車に当たったら今頃、ここに来てないわ」
　私 「ほんだら心配事でも…」
　客K「思い当たるのんはコーヒーの飲みすぎかな」
　私 「コーヒーはどれぐらい飲むのん？」
　客K「1日に5、6杯は飲むなあ」
　私 「それは飲みすぎや。コーヒーに含まれる成分が胃や腸、神経を変に刺激するねん」
　客K「そうかいな」
　私 「神経が過敏になったり、怒りっぽなったり、吐き気を感じたりするねん」
　客K「そういえば吐き気もあるわ」
　私 「Kさんの吐き気は鏡を見たからやろ」
　客K「怒るで、どういう意味や」
　私 「安心し～や、深い意味はない。思たままを言うただけや」
　客K「余計悪いわ。因みにマスターはコーヒーは飲むの？」
　私 「1日1杯な」
　客K「それやったら胃に負担はないな」
　私 「それが、俺もコーヒーを飲んだら胃の調子が悪なるねん」
　客K「たった1杯やろ？」
　私 「うん、バケツ1杯な」
　客K「ホンマかいな」

　謎かけ：コーヒーとかけて、手袋と解く。どちらも(淹れ立て・入れた手)が暖かい