最近、妻はあまり眠れず週に3回は眠剤を飲んでいる。
妻 「最近、眠剤を飲んでも2時間ぐらい眠られへんわ」
私 「それはつらいなあ」
妻 「しょっちゅう飲んでるから体が慣れてきて効けへん様になったのかな」
私 「それはどうかな?」
妻 「長い時間眠られへんかったら、色々な事を思い浮かべるわ」
私 「分かる分かる」
妻 「そのうちに昔の事まで思い出すわ」
私 「江戸時代か?」
妻 「そんな時代は生きてない!」
私 「明治か?」
妻 「私をいくつやと思てんのん!もって手前や」
私 「ああ、令和?」
妻 「行き過ぎ~。昭和や」
私 「そうやったんかいな」
妻 「そうやったんかいな、てアンタも一緒やがな」
私 「あれから平成、令和と三時代を生きてるんやなあ」
妻 「そうやで。アンタもアホばっかり言うてんとしっかりしーや」
私 「今までようボケをかましてたけど、最近はわざとか天然か、どっちのボケか分からん様になってきたわ」
妻 「それに耳が遠なって聞き違いもあるし、アンタの相手するのが大変やわ」
私 「嫁はんに相手されへん様になったら、ボケは泣いちっちっやわ」
妻 「それ、“僕は泣いちっちっ”やろ!」
私 「ボケと僕を言い間違(チゴ)うたわ。これは天然のボケやわ」
妻 「言い間違うのは、天然ボケ以外に認知症もあるで」
私 「あっ、認知症で思い出したわ!」
妻 「いったい何を思い出したん?」
私 「認知症…、うんちしよ~」
妻 「勝手にし~や。水洗で一緒に流されて戻ってこんでエエからな!」
※ボケをかます{大阪弁}=わざと変な事をしたり言ったりして相手を笑わせること。
※僕は泣いちっちっ=1959年リリースの守屋浩の曲
謎かけ:認知症とかけまして、大都市に対してそれ以外の地域
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