ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

参った参った

2008-02-09 13:42:48 | Weblog
 昨日は、手術をして2日後なのと超寝不足なので、周りのみんなが「土曜日まで休んだら」と云った。だが私は「今日は早めに閉めるから」と頑(カタク)なに店を開けた。
 しょっぱなに1人が来て少しだけ飲んで帰った。その後は暇で誰も来ず、みんなに「休んだ方がよかったのでは」と云われるのではないかと心配した。
 しかし、0時にようやく2人目のお客さんが、5分後に3人目が来た。「明日朝8時半に起きて病院に行かんなアカンので、今日は3時に終わるで」と言ってお酒を提供。
 そのうちの1人が「一昨日、友達と来たけど閉まってた」と言った。その人には休み前に来たので休業日を伝えていたので彼のうっかりミスだ。仕方がない。
 次に1時前に来た女性客は「昨日、タクシーで来たのに閉まっていた」と告げた。彼女には連絡していなかったので悪い事をしたと思い、事情を説明して謝った。
 (こういう事があるからあまり休めない、と心の中で思った)
 彼女は1時に来たし、わざわざタクシーで遠い所から来たので4時まで飲ませてあげようと閉店時間を延長した。
 (それまで頑張ったら、家でゆっくりできるわ)と自分に言い聞かせ、痛む下腹をこらえて仕事をした。
 「マスター、生きて帰ってきたんかいな、喪服用意してたのに」「なんや、俺が死んだら、ママを口説いて後釜になろ思てるんか」。
 「マスター、痩せたなあ。病人みたいやなあ」「俺、今日退院してきたとこやで、まだ病人やんか」。1時半にも1人が加わり、和気あいあいで時は流れた。
 3時半に1人、4時に2人が帰った。が、1時半に来た年配の女性が4時前にビールを「もう1本だけ飲ませて」と注文。その1本が飲み終わるまで待ったら5時になった。
 (こういう時の時間は経つのが遅い、疲れるわ)と思いながら後片づけ、家に帰ったら5時半を過ぎていた。妻と二人で「今日は参ったな、2時間しか寝られへん」と顔を見合せた。
 
 一句:欲出して どつぼにはまる 朝の5時
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退院

2008-02-08 17:55:11 | Weblog
 「あ~ぁ、疲れた」退院して帰宅した時の第一声である。
 入院する前は、2泊3日の小旅行にでも行く気分で出かけたが、なにしろ極度の睡眠不足で疲れて帰ってきた。
 入院前日は2時間半、当日は麻酔で2時間ほど寝たが、夜は手術の傷と腹痛、腰痛など、予想外の激痛に悩まされ不眠、翌日の昼に30分ほどうたた寝して、その夜は1時間しか眠れなかった。
 寝ないといけない時に寝られないのは辛い。テレビを見ても音楽を聴いても本を読んでも目を瞑っても、神経がもつれてきて頭が痛くなるだけだ。もう入院はこりごりだ。
 だが、いいこともあった。脱腸の手術は、以前は最低1週間の入院が必要といわれていた。それが3日で帰れたのはラッキーだ。医学の発達に感謝した。
 それと大部屋の予定だったが空き室がなく3日間、個室に変更された。ゆっくり出来た。しかし今日の昼、大部屋が空いたからと移された。周りは難しそうな年寄りのおっチャンばっかり。(私も?)
 今日が退院日だったが、手術後に大便とガスが出ていないのでもう1日泊まる事になった。しかし“うん”がよい事に、夕方になって“ウン”コとガスが出たので退院できる様になった。
 「あ~ぁ、よかった」滑り込みセーフ!大部屋に泊まらなくて済んだ。
 大部屋はきっちり9時に消灯して真っ暗だ。夜に目が冴える夜行性の私には耐えられない。それに隣のおっチャンの咳をなどを考えると、大部屋だったら気が狂っていたかも…。
 
コメント (4)
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手術

2008-02-07 19:55:42 | Weblog
 昨日、初めて手術をした。病名は鼠径(ソケイ)ヘルニア、俗に言う脱腸である。
 病室でまず、お尻に浣腸を突き刺され、両腕に血液検査、抗生物質などの注射を4本も打たれた。
 そして役に立たんけど大事なセガレの周りを美人看護師に剃られて…(あ、恥ずかし、反応せんように堪える)。その後、車椅子で手術室へ運ばれる。
 手術室の前で妻は「がんばってな」とエールを送った。私は「おぉ」と笑みを浮かべながら返事をしたが、先日、手術の同意書を書く時に最悪の場合の説明を受けていたので内心不安を抱いていた。
 思ったより狭かった手術台に、仰向けに寝かされた。空飛ぶ円盤の底のような丸いライトをバックに、マスクをした先生と看護師達の顔が私を覗きこんでいる。ドラマで見たことのある光景だ。
 台の上で浴衣をはがされ、ヌード(おっちゃんに似合わない表現)になり、痛み止めと全身麻酔の注射を打たれた。
 目を瞑ると薄緑と薄紫のサイケなカラーが瞼に浮かび、まどろみながら暗闇の中へ引き込まれた。寝不足のせいもあり、すぐに効いたみたいだ。後は何が起きたか分からない。
 気がついたら病室に運ばれていた。口は酸素マスク、左手は点滴、右手は血圧計用ベルト、ちっちゃく縮んだペニスには尿管が繋がれていた。手術は1時間40分かかったとのこと。
 まだ下半身が麻酔のせいでシビレている。傷口の痛みは少しだったが、麻酔が覚めるにつれ痛みが増してきた。
 6時に夕食が運ばれてきた。食べれないと断るが、配膳係が婦長さんに聞いてきて食べるように言われた。
 おもゆと筑前煮とモヤシの入ったお浸し。時間をかけてよく噛んで食べた。栄養をつけなくては、と全部食べた。
 しかし、7時過ぎから徐々に胃の具合が悪くなってきた。パンパンに張ってきた。消化していないみたいだ。
 夜中は胃と腸が張り、ひどい胸焼け、胃痛がして、その影響で腰と背中と両脇まで痛くなった。切開した下腹の痛さも忘れるくらいの痛さだった。私の苦しむ姿を愉しんでいるかの様にゆっくり時を刻む時計をうらめしそうに睨みながら、早く朝が来てほしいと切に願った。
 お陰で一睡も出来なかった。
 入院前に、夜中は音楽でも聴いてカラオケのレパートリーでも増やそうと気楽なとを考えていたが、現実は甘くなかった。

 一句:初手術 不安を除く 麻酔かな
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入院

2008-02-06 00:01:20 | Weblog

 明日、生まれて初めて入院をする。3日間の予定なので大部屋を選択。しかし、病院の消灯は夜9時で夜の過ごし方が心配だ。
 私は仕事柄、一般の人とは逆の生活をしている。朝7~8時に寝て昼頃に起きる。消灯の夜9時はいつもはバリバリ働いている時間のなので寝れるわけがない。
 電気が消えていても時間が潰せる様にと、ICレコーダーに4曲程、音楽を録音して聞くことにした。
 曲?お客さんに覚えておいてとリクエストされた、コブクロの“WINDING ROAD”、“蒼く、優しく”、“WHITE DAYS”、平井堅の“瞳をとじて”である。
 まあ、たっぷり時間があるのでレパートリーを増やす為には丁度いい。
 明日、下腹の切開手術と言うのに気楽な事を考えている自分に、ひとり苦笑した。

 一句:入院の 持ち物準備は 旅行のよう
 大きなバッグの中に下着、洗面具、タオルに・・・、持っていく物をチェックしていたら旅行前夜を思い出した。
コメント (2)
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吾亦紅

2008-02-05 06:18:35 | Weblog
 「マスター、“吾亦紅”を唄って」とのリクエストが時たまある。だいたい年配客に言われる。
 亡くした母を偲ぶ曲で、私の好きな曲の一つ。最近マスターした。
 「待ってました!」とばかりに、草葉の陰にいる自分の母親を偲びながら、そして墓参りをイメージながら唄う。
 しかし六十前後の、いわゆる団塊の世代のお客さんには拍手喝采だが、若い人にはイマイチ受けないみたい。
 この曲は昨年の暮れにチラホラとタイトルを耳にしたので有線でリクエストをした。感想は自分の年代に合うしんみりと哀愁を帯びたメロディだった。
 今度はカラオケをかけて見た。サビの音程が高く発声しにくいが、後は淡々とした味わいのある曲で自分にも唄えると思った。
 歌詞も自分の心境に当てはまるところがある。特に「髪に白髪が混じり始めても 俺、死ぬまであなたの子供」というフレーズが好きだ。だからレパートリーに加えた。
 でも、私は基本的にお客さんにリクエストされた時しか唄わない。それ故に唄わない日が何日も続く事がある。
 せっかく覚えた忘れてしまい“吾亦紅”が“忘れな草”になりそう。誰かリクエストしてくれへんかな?

 一句:吾亦紅 しんみり唄って 母偲ぶ
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高齢出産

2008-02-02 16:04:09 | Weblog
 50歳前で再婚したアベックが来た。二人には子供がいない。
 女性客「この間、再婚してん」
 私  「おめでとう。二人の子供を作らんとアカンな」
 女性客「生理がアガってるから子供産まれへんねん」
 私  「そんなん言わんと頑張りぃや。日本女性の最高は60歳、外国でも64歳で産んだ例があるんやで。
 女性客「私は生理がないやん」
 私  「女性ホルモンの分泌を促すように刺激したらええねん。60歳で生理が戻った例があるで」
 女性客「どないして刺激するのん」
 私  「そんなん、二人で考えーや」
 男性客「そういえば、男は日本で上原謙が73歳で産ませたとか」
 私  「外国ではフリオ・イグレシアスのお父さんは80歳代でかなり年下の女性との間に子供をもうけたんやで」
 女性客「へぇ、上には上がいるもんやね」
 私  「ヒトにもよるが、男は高齢でもオタマジャクシを発射させられる」
 女性客「オタマジャクシが泳いでたら子供が出来るんやね」
 私  「オタマジャクシだけにカエル泳ぎかな」

 一句:沈む国 オタマジャクシで 生きカエル
 少子化の進行で日本社会は衰退に向かうと言われてる。日本男子はオタマジャクシを仰山発射して子孫繁栄に貢献し沈みかけてる日本を生き返らそう。
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