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30億光年

2017-06-02 07:15:17 | 日記

30億光年先からの重力波=検出3回目、ブラックホール合体―米観測装置「LIGO」

 米国内に2カ所ある重力波観測装置「LIGO(ライゴ)」を運用する国際研究チームは1日、約30億光年先でブラックホール同士が合体して放出された重力波を今年1月4日に検出したと発表した。重力波の検出は3回目で、過去2回より2倍以上遠くで起きた現象を捉えた。検出例が増えればブラックホールの謎の解明が進むと期待される。

 今回の重力波は、質量が太陽の31倍と19倍のブラックホールが合体して発生。太陽1個分の質量が重力波のエネルギーに変わり、太陽の49倍のブラックホールが残った。

 LIGOのうち、北西部ワシントン州の装置で重力波を検出してから1000分の3秒後に南部ルイジアナ州の装置でも検出したため、約30億光年先で放出されたと推定した。

 合体前のブラックホールをめぐっては、恒星2個のペアがそれぞれブラックホールに変わるパターンと、元は離れていた2個のブラックホールが接近するパターンが考えられ、今回は接近パターンの可能性があるという。 

 重力波は質量を持つ物体の運動により、周囲の時間と空間に生じたゆがみが光速で波のように伝わる現象。アインシュタインが約100年前に一般相対性理論で予言し、LIGOによる初検出は2015年9月14日、2回目は同年12月26日だった。それぞれ約13億光年先と約14億光年先でブラックホール同士が合体し、残ったブラックホールの質量は太陽の62倍と21倍だった。

 欧州はイタリアにある観測装置「Virgo(バーゴ)」、日本は岐阜県飛騨市にある「KAGRA(かぐら)」で重力波の検出を目指している。


ハス消滅

2017-06-02 07:12:23 | 日記

琵琶湖ハス消滅「復元不可能」 専門家報告書、粘土層が消失

 滋賀県草津市は31日、昨夏に烏丸半島で消滅したハスに関する調査結果を発表した。姿を消した主な原因として、土質の変化による粘土層の消失やメタンガス濃度の上昇などが挙げられた。
 調査は、ハスの再生を目指す市が大学教員らでつくる「滋賀自然環境研究会」(代表・小林圭介滋賀県立大名誉教授)に580万円で委託した。調査日は3~4月の5日間。ハスの群生地周辺の11地点で水質や底質、植生などを調べた。
 報告書では、19年前の県の調査結果と比較し、ハスの生育に適した粘土層が波などの浸食の影響を受けて15~39センチ消失していた。また、地中のメタンガス濃度は5~8倍まで上昇しており、地下茎の成長を阻害した可能性を示した。消滅には複合的な要因があり「かつての状態に戻すことは不可能である」とした上で、生育環境のモニタリング調査など試験的な対策の必要性を指摘した。
 市が県などと昨年実施した現地調査では、土壌の酸素不足が原因と結論づけていた。今回の調査でより詳細なデータを得た市は「ハス再生に向け、関係機関と対策を検討していきたい」としている。


キノコ雲

2017-06-02 06:54:47 | 日記

大迫力!海面下から上昇するキノコ雲 アラスカ・ボゴスロフ火山

 
噴煙
アラスカ・アリューシャン列島のボゴスロフ火山。高度770キロを周回する衛星がとらえたキノコ雲

 米地質調査所(USGS)アラスカ火山観測所(AVO)は、日本時間29日朝に大爆発を起こしたボゴスロフ島を上空からとらえた迫力ある衛星画像を公開した。火口が海面下にあるため、噴火とともにものすごい勢いで水蒸気が上昇し、巨大なキノコ雲が形成された。

 アリューシャン列島の無人島ボゴスロフ火山は、日本時間29日午前7時16分(現地時間28日午後2時16分)から50分間にわたって爆発的噴火が発生。

 この爆発に伴って、火口からは上空13キロ付近まで噴煙が到達し、島から60キロ以上離れたフォックス諸島の住民からも「キノコ雲が見えた」との報告が相次いでいる。

 アラスカ観測所は、民間の商用衛星「ワールドビュー2」がとらえた噴火から18分後の島の上空画像を公開。高度770キロの軌道から撮影したとは思えない、キノコ雲が衛星めがけて飛んでくるように見える画像は、直径110センチの大型望遠鏡ならではの大迫力。

 ボゴスロフ火山の噴火口は、海面直下にあるため、これほど大きなキノコ雲が形成されたと考えられる。6月1日現在も噴煙の噴出が続いており、上空7キロに上昇するようすが確認されているが、地震活動は落ち着いているという。