赤ちゃんパンダ生後90日!小さな犬歯が出現 飼育員さんも重たそう
上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんは今月10日、生後90日を迎えた。この日に行った身体検査では、口腔内のチェックも行ない、上下左右に小さな犬歯がのぞいているのが確認できた。
飼育員さんにヨイショと抱えあげられる姿はぬいぐるみそのものだが、心なしかこれまでと比べるとズッシリと重そうだ。
それもそのはず、体重は10日前と比べて1キロ近く増えて5.4キロに増え、体長も62.4センチに成長していた。
すでに身体検査は11回目とあって、頭のてっぺんからお尻までぐるっとメジャーを当てられる作業には、嫌がる表情も見せず慣れたもの。
飼育員があごを抑えながら「アーン」と口の中を検査したところ、上下左右に犬歯が生えているのが確認できた。臼歯はまだ歯肉の中のようだが、このとき、カメラに向かってぺろっと舌をだし、愛嬌あるパンダ顔を見せてくれた。
四肢の力もいっそう強くなっていて、体を一瞬浮かせるようすや、前肢をふんばって前進する姿が見られるようだ。しっかり立ち上がるまでにはいたっておらず、お母さんのシンシンに見守られながら、床をゴロゴロして遊んでいる。
次回の身体検査は、100日齢を迎える9月20日の予定。赤ちゃんパンダの今後の成長が楽しみでならない!