「ママ待って」懸命に追いかけるシャンシャン 1歳児並みに成長 上野動物園
上野動物園の子パンダ「シャンシャン」は今月20日で、生後130日を迎えた。歩き方がしっかりしてきて、母親のシンシンの後をついてまわるようになった。
動物園が実施した15回目の身体検査の結果は、体長74.2センチ、体重8.6キロ。生まれた直後は147g、体長14.3センチと手のひらサイズだったが、今では身長、体重ともに人間の1歳前後の女の子と同じくらいだ。
10日前に公開された動画では、まだまだ歩く姿が頼りなく、段差を乗り越えるのもようやくといったところだったが、今ではふんばる力がしっかりして、産室内の低い段差を乗り越えて、母親の後を追いかけてじゃれるようになっている。
上下のあごの左右の犬歯や前後の臼歯も伸びてきて、ときおり母親が食べるタケを噛んでみるようすがみられるという。
8月末までは母子ともに産室で過ごしていたが、最近では室内展示場の2号室と3号室にも出入りするようになった。一般公開もまもなくだ。かわいい~癒やされます