なすとトマトがたっぷりのアラビアータ風
中米パナマとコスタリカの国境沿いでM6.5 日本への津波の影響は?
コスタリカ地震火山観測所(OVSICORI-UNA)によると、日本時間26日午後2時24分ごろ、パナマとの国境近くを震源とするマグニチュード6.3〜6.5(推計)の地震が発生した。
震源は太平洋側に面したパナマ西部プエルト・アルムエエスの北東10キロ付近で、震源の深さは37キロ。
あすにかけて 令和初の台風発生か
沖縄の南を北上中の熱帯低気圧は、あすにかけて発達を続けながら北上して台風になる可能性が高くなってきた。あす夜には、西日本の太平洋側に上陸するおそれも。
●熱帯低気圧から台風3号へ
最新の気象データから、沖縄の南を北上中の熱帯低気圧が台風に変わる可能性が高くなってきました。今夜には沖縄本島地方に接近し、あす(27日)未明には最大風速が18メートル以上の台風になりそうです。今年の台風は、1月に1号、2月に2号が発生していて、今度の発生する台風は3号になります。令和初です。
台風(現在は熱帯低気圧)は、勢力を維持したまま沖縄の東から奄美地方を北上して、あす夜には九州から近畿の太平洋側に接近または上陸するおそれがあります。
梅雨前線に向かって高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れこむため、南西諸島ではあす朝にかけて、九州から近畿では太平洋側を中心にあす日中から夜にかけて、大気の状態が不安定になるおそれがあります。不安定な大気は、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降らせることがあります。
●雨量が多くなる所
南寄りの風が直接吹き付ける太平洋側の南東斜面を中心に雨量の多くなる所があると見込まれています。これからあす(27日)午前6時までに予想される雨量は、いずれも多い所で九州南部は250ミリ、沖縄地方は180ミリ、奄美地方と四国地方で150ミリ。また、あさって(28日)午前6時までに予想される雨量は、多い所で四国地方が200ミリから300ミリ、九州南部で100ミリから200ミリ、奄美地方で50ミリから100ミリです。
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意し、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意しなければなりません。発達した積乱雲が近づくときは「日中なら急に暗くなる」「急に涼しい風が吹く」「雷鳴が聞こえる」などのサインがあります。いち早く頑丈な建物に避難しましょう。
●強風や高波に注意
梅雨前線の周辺や熱帯低気圧または台風の接近、通過する地域では強風や海上ではうねりを伴った高波にも注意が必要になるでしょう。あすにかけて予想される最大風速(最大瞬間風速は)、奄美地方、九州南部で18メートル(30メートル)、四国地方で18メートル(25メートル)、沖縄地方で15メートル(23メートル)。あすにかけて予想される波の高さは、沖縄、奄美、九州南部、四国地方で4メートルとなっています。
来ました台風の季節
カムチャツカ半島沖でM6.6「千島海溝か」津波の心配は?
ハワイの太平洋津波警報センタ(PTWC)によると、日本時間25日午後6時5分ごろ、カムチャツカ半島東方沖を震源とするマグニチュード(M)6.6の地震が発生した。
地震が発生したのは、ベーリング海に面した東部のウスチ=カムチャツクから東へ100キロ離れた海域で、震源の深さは推計10キロ。PTWCはこの地震による太平洋での津波の心配はないとしている。