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IR構想

2019-06-30 07:34:13 | 日記

北海道に4900億円投資=米カジノ大手がIR構想

28日、米カジノ大手MGEが構想を発表したIRのイメージ図 © JIJI PRESS LTD (Fixed Fee) 提供 28日、米カジノ大手MGEが構想を発表したIRのイメージ図

 【アンカスビル(米コネティカット州)時事】米カジノ大手モヒガン・ゲーミング・エンターテインメント(MGE)は28日、北海道苫小牧市でのカジノを含む統合型リゾート(IR)事業の構想案を発表した。投資額は35億~45億ドル(約3800億~約4900億円)。IR施設で5000~7000人を直接雇用する。

 日本では、3カ所の枠をめぐり数多くの自治体がIRの誘致合戦を繰り広げている。誘致を目指す自治体は事業者を選定し、整備計画をまとめた上で、国に認定を申請する。北海道は誘致の是非について検討中。

 MGEが構想するIRの名称は「インスパイア・エンターテインメント・リゾート北海道」。ホテル3棟、会議場、アリーナなどを森に溶け込むように配置し、乗馬やクロスカントリースキー、農業などの自然体験が楽しめるエリアも設ける。

 同社は北米の先住民族であるモヒガン族が1996年に創業。米国とカナダでIRを展開しており、アジアへの事業拡大を進めている。苫小牧では、新法で「先住民族」と明記されたアイヌとモヒガンの両文化を紹介する博物館を開設したい考え。 


マイクロビーズ

2019-06-30 07:01:24 | 環境汚染

マイクロプラスチックを好んで食べるサンゴ

細菌が付着したマイクロプラスチックがサンゴに病気と死をもたらす可能性も

サンゴの一種Astrangia poculataのポリプ。アルテミアの卵(黄色)よりマイクロプラスチックのビーズ(青色)を好んで食べている。こうしたマイクロプラスチックが新たな細菌を媒介する可能性もある。(PHOTOGRAPH COURTESY ROTJAN LAB)
[画像のクリックで拡大表示]

 野生のサンゴが、マイクロプラスチック(直径5ミリ以下のプラスチック粒子)を食べていることが判明した。しかも、偶然摂取してしまうのではなく、本来の餌より好んで食べているというのだ。ただ、マイクロプラスチックには、自身の命を奪う細菌が付着することもある。 (参考記事:「研究室 忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実」

 英国王立協会の学術誌「Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences」に発表された今回の研究では、温帯に暮らすサンゴを米ロードアイランド州の沖で採取。人の拳にも満たない小さな群体をつくる種だ。研究チームは、サンゴ礁を形成する熱帯の種も同様にマイクロプラスチックを摂取し、細菌の被害を受けている可能性があると推測している。

 今回の研究結果は、最高峰の頂上から深い海溝まで、マイクロプラスチックは自然環境の至るところに存在することを裏付けるものだ。魚から鳥まで多くの生物がすでに、プラスチックの微粒子を食べていることが確認されている。人も例外ではなく、水や食物からプラスチック粒子を摂取していることがわかっている。 (参考記事:「深海底に大量のマイクロプラスチックが集積、研究」

 研究を率いた米ボストン大学のランディー・ロットジャン氏は海洋生態系を研究し始めたとき、まさか自分がプラスチックをテーマに研究するとは想像もしていなかった。ロットジャン氏は、ただ自然のサンゴを調査できることに興奮していた。

「生態系や生物を採取すると十中八九、マイクロプラスチックが見つかるので、看過できなくなったのです」とロットジャン氏は振り返る。(参考記事:「欧州ホタテ、全身にプラスチック粒子残留の可能性」

ジャンクフードよりたちが悪いマイクロビーズ

 ロットジャン氏らはAstrangia poculataのコロニーを3つ採取した。Astrangia poculataはマサチューセッツ州以南の米国の大西洋とメキシコ湾に生息する小さなサンゴだ。実験場として選ばれたのはロードアイランド州沖の海。プロビデンスから40キロ弱と都市環境に近く、プラスチックに汚染されたと考えられているためだ。

 ロットジャン氏らは研究室に戻ると、サンゴのポリプを切り開き、マイクロプラスチックを数えた。すべてのポリプから100以上の微小なプラスチック繊維が見つかった。野生のサンゴの体内からマイクロプラスチックが記録されたのは今回が初めてだが、すでに過去の研究で、同じ種が研究室でプラスチックを食べたことが確認されている。(参考記事:「あなたは既に大量のプラスチック片を食べている」

 ロットジャン氏らは、さらに研究室で次のような実験をした。研究室で飼育したサンゴのポリプに、蛍光ブルーのマイクロビーズと、研究室での餌であるアルテミア(塩水湖に生息する小型甲殻類)の卵を同時に与えた。マイクロビーズは、石けん、化粧品、医薬品に最近まで使われていたプラスチック微粒子で、アルテミアの卵も粉粒のように小さい。

ギャラリー:プラスチックごみに翻弄される動物たち、写真10点(画像クリックでギャラリーへ)
ビニール袋のそばを泳ぐジンベエザメ。ジンベエザメは最大の魚だが、プラスチック片を食べてしまう危険にさらされている。イエメンに面するアデン湾で撮影。(PHOTOGRAPH BY THOMAS P. PESCHAK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

 アルテミアの卵かマイクロプラスチックか――2つの選択肢を与えられたポリプは、すべてがアルテミアの卵よりマイクロビーズを2倍近く摂取した。栄養価のないマイクロビーズで空腹が満たされると、ポリプたちはアルテミアの卵を食べることもやめた。

 カリフォルニア州サンディエゴにある米海軍太平洋情報戦センターの科学者で、今回の研究に参加したジェシカ・カリリ氏は「この結果は、とてもショックでした」と話す。「触手が届く範囲に浮かぶ粒子を仕方なく受動的に食べているのではなく…残念ながら、本物の餌よりプラスチックを好んで選んで摂取したのですから」

 2015年、米国政府はマイクロビーズの使用を禁止することを決定した。それでも、すでに自然へと流れ出たマイクロビーズは、他のプラスチックと同様、今後数世紀、海洋に漂い続け、サンゴを脅かすことになるだろう。(参考記事:「9割の食塩からマイクロプラスチックを検出」

マイクロビーズが病気を媒介

 研究室では、海水にマイクロビーズを入れ、細菌がつくる膜であるバイオフィルムを付着させることもしてみた。チームの一員であるコティー・シャープ氏によれば、マイクロプラスチックのほとんどに細菌が付着していると考えるべきだという。シャープ氏はロードアイランド州のロジャーウィリアムズ大学でサンゴの微生物を研究している。今回、バイオフィルムの形成に使われたのは、一般的な腸内細菌である大腸菌だ。追跡しやすいよう蛍光グリーンに染色している。

 実験の結果は次のようなものだった。マイクロビーズを摂取して48時間以上たってから、サンゴのポリプはマイクロビーズを吐き出す。しかし、マイクロビーズを吐き出した後でも、蛍光グリーンで判別できる大腸菌はポリプの消化管に残っていたのだ。大腸菌が付着したマイクロビーズを食べたポリプは例外なく、2週間以内に死んだ。

 カリフォルニア大学アーバイン校の生態学者ジョリア・ラム氏は第三者の立場で、「今回の研究で最も興味深いのはこの部分です。これまで細菌に注目した人はいませんでしたから」と評価する。ラム氏は何百ものサンゴ礁を調査し、大きなプラスチックごみによる病気や汚染を記録してきた。2018年に「Science」誌に発表した研究では、プラスチックに触れたサンゴは、病気になる個体が通常の20倍にもなることを明らかにした。

 実は、大腸菌は海で広く見られる細菌ではない。海にはもっと多くの細菌が存在し、マイクロプラスチックの表面はそれらのすみかとなる。人が出したごみのかけらに新しい細菌や有害な細菌が付着し、まるでヒッチハイクのように海を移動するために、病気になるサンゴが増えるのではないかと、研究者たちは考えている。 (参考記事:「魚を育む「潮目」に大量のマイクロプラスチック」

 もちろん、すべてのサンゴがマイクロビーズや、ビーズに付着した細菌に、同じ反応を示すわけではないだろう。ロットジャン氏らの研究に用いられたサンゴは1つの種のみだ。こうしたことを勘案しても、ロットジャン氏はこの研究結果は憂慮すべきものと考えている。

「私たちが海にもたらした混乱には、恐怖すら覚えます」。ただし、ロットジャン氏は次のように語ることも忘れない。「でも、こうした事実が、海をきれいにしなくてはいけない、という強い動機につながるのです」


災害級の大雨に厳重警戒。

2019-06-30 06:24:37 | 日記

九州で総雨量500ミリ以上の計算も。災害級の大雨に厳重警戒。

過去に幾度となく豪雨が起きたパターン

週末の予想天気図(ウェザーマップ)週末の予想天気図(ウェザーマップ)

きょうは沖縄地方で梅雨明けの発表がありました。

こうなると、いよいよ本州付近の梅雨は本格化することになり、いつどこで大雨が降ってもおかしくない状況となります。

その大雨が早速やってきそうで、しかも災害をもたらすような危険度の非常に高い大雨(豪雨)となる予想です。

その大雨をもたらすのは本州付近に停滞する梅雨前線。

この前線に向かって、沖縄地方に梅雨明けをもたらした太平洋高気圧の縁を回り、非常に湿った空気が流れ込むため、前線付近で雨雲が発達するでしょう。

これは過去に幾度となく大雨災害が発生した天気図で、梅雨前線の上下動が小さければ、同じような場所で数日間にわたり、大雨が降り続くような危険度の高いパターンです。

線状降水帯発生のおそれも

 

日曜日の雨雲予想(ウェザーマップ)日曜日の雨雲予想(ウェザーマップ)

雨は今夜以降、西日本を中心に強まる所が出てくるでしょう。

そしてあす日曜日のポイントはまず北陸での大雨。活発な雨雲の集団が北陸めがけて集中的に流れ込むため、危険度がかなり高い地域となります。

さらにもっと危険度が上がるおそれがあるのが九州。

上図赤丸の中に東西に寝たような雨雲がみられますが、これが活発化して次々に流れ込む、あるいは次々に発生するようなことになると、いわゆる線状降水帯と呼ばれる最も危険度の高い雨雲に発達してしまいます。

気象庁による説明では、線状降水帯とは「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」と定義されており、昨年の西日本を中心とした豪雨や一昨年の福岡県朝倉市などで発生した豪雨、また5年前の広島豪雨などでもその発生がみとめられました。

日曜日の九州は南からの暖湿流と北からの乾いた空気がちょうどぶつかり合い、しかも南北の上下動があまりない状況となりますので、この線状降水帯の発生も十分に考えられ、監視を強化しなければなりません。

九州で500ミリ超の計算も

48時間雨量予想(ウェザーマップ)48時間雨量予想(ウェザーマップ)

ひとつの雨量計算モデル(GSM)では、あさって月曜日午前6時までの48時間雨量が上図のように計算されています。

東日本から西日本の広い範囲で100ミリ以上で、北陸や岐阜県、九州などは200ミリ以上の所がみられます。

特に九州は300ミリから400ミリ以上の所もあり、熊本県の阿蘇地方など山沿いでは500ミリ以上と計算されている所もあります。

さらに上述したような線状降水帯が発生してしまうと、わずか数時間で200~300ミリといったような豪雨となることも考えられ、状況によっては最大級の警戒が必要となるかもしれません。

気象庁からも多大な予想雨量が発表されていて、警戒が呼びかけられています。

月曜日以降は西日本の太平洋側で大雨か

24時間雨量予想(ウェザーマップ)24時間雨量予想(ウェザーマップ)

月曜日の朝以降は梅雨前線がやや南下するため、九州南部から紀伊半島にかけての太平洋側に雨雲の主体は移る予想です。

ただ梅雨前線の上下動の予想は難しく、この予想通りとなるかはなんとも言えません。もしあまり南下しないような場合は、さらに九州北部などで雨量が増える心配もあり、最新の予想に十分な注意が必要です。

これから週明けにかけて、命に危険が生じるような大雨があちらこちらで降るおそれがあります。

気象庁から発表される情報はもちろん、自治体から発表される避難レベルの情報などにも十分注意をはらって頂きたいと思います。

避難場所の確認や早めの避難などが命を守る行動です。