東京湾震源の小さな地震が頻発
昨日20日(水)の14時54分と15時00分頃にマグニチュード2.9の地震が相次いで発生し、今日21日(木)未明には3回の有感地震(震度1以上の地震)が発生しました。
2時07分頃の地震はマグニチュード3.5と最も大きく、東京都江戸川区と千葉県市原市で震度2を観測しています。
東京湾でマグニチュード3程度の地震は時々発生しており、5年前には数時間で小さな地震が5回続けて起こりました。
2015年には震度5弱の地震が発生
東京湾では2015年9月に震度5弱、1992年2月に震度5(当時の階級)の揺れを観測する地震があり、マグニチュード4~5クラスの地震は数年に一度程度、起きています。
また、政府の地震調査推進本部では、東京湾を含む相模トラフ沈み込み帯でのマグニチュード7前後の地震の発生確率を、30年以内に70%程度と想定しています。今回の地震がすぐに、強い地震につながるかは不明ですが、常日頃の対策は必要です。