筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

もみ紙完成!

2009年02月12日 | 日本画・絵
今年になって二回目の日本画教室。
前回は先生インフルエンザのため中止でした。
この前の続きでもみ紙作りです。



これは前回までの状態。
麻紙に二色の水干を塗ってあります。



練り胡粉(チューブ入りの)を塗りました。
写真は一回目。
乾いてから、もう一度塗ります。



その麻紙をくしゃくしゃに丸めて……。
表裏の区別がつかなくてすみません。
最初に間違えて裏に群青の水干を塗ってしまったためでして、
表を内側にして丸めています。



広げると……。
折り目のところの胡粉が履かれ堕ちて、まるでしわ加工したみたいに!



パネルに張って完成です!
この上からドーサ液を塗って定着させます。

う~ん、意外と想像通りになりました!
よかった、よかった。
面白かったです。
水干の替わりに墨を塗ってもいい感じになりそう~、うんうん。
と、満足したところに、

先生「……cochiさん。cochiさん、まさかこれで終わりだなんて言いませんよね?」
   どきっ!
先生「……たしか、ビンを描くんでしたよね?」
   どきどきっ!
cochi「えっ?ビンですか~?見えませんか~?ほら、念じているとうっすらと」
先生「見えませんよ、それ何の宗教ですか?」
cochi「いえ~、宗教じゃなくて~、『愛』ですよ、『愛』」
先生「……。その『愛』、信じるといいことあるんですか?」
cochi「えっと~、えっと~……。幸せになれるかも?」
先生「……」
cochi「……」
先生「さて、cochiさん、次回はさぞ奇抜なことしてくださるんでしょうね。たのしみですね、ビン」

いや、楽しみじゃないって。

……地獄が始まる予感がします。