筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

たなか亜希夫「かぶく者5」

2009年07月09日 | 本・漫画・音楽


漫画・たなか亜希夫 原作・デビッド宮原 「かぶく者5」

いやぁ~、5巻も面白かったです!
前半は3、4巻から続く「連獅子」のお話!
何と言っても、主人公新九郎のお相手は、
梨園の天才御曹司かつ美少年の銀乃介くんですから萌えないわけがないっす!←新九郎の口調っす
銀ちゃんかわい~っす!
もちろん新九郎もかっこいいんですよ。←かぶいている時は特に!
(まあ、青年誌の漫画ですから人間リアルですし、純粋なBL漫画のようにはキラキラしてませんがね)
この2人の一糸乱れぬ気振りは圧巻です!

めでたく「連獅子」が終わったかとおもったら、後半では「四谷怪談」の伊右衛門に大抜擢。
梨園のおじさまたちに苛められます。
血筋がものを言う梨園の世界。
他所者の新九郎はじゃまな存在。
よってたかって潰そうとするのですが、ど、どうなるんでしょう?
新九郎がんばれ~~!

お話の中に「見物(お客様)の気」という言葉が出てきますが、これは本当にあります!
歌舞伎を観たことのある人ならわかるはず。
わたしは歌舞伎は一回しか観たことがないけど、
玉三郎が出て来た時はすごかった!
彼のオーラと「見物」からの気が合わさってそれはすごい空気に包まれます。
それを肌で感じることができます!
背筋がゾクッっとしますよ!

4月に一緒に観に行った友人は一昨日また行ったそうです。
当日券もあるんですよ。
友人は幕見席をゲット、1500円です。←演目によって違います
幕見席というのは好きな演目だけを観ることが出来ます。
(全部観たら5時間ですからね)
自由席なので、友人は4階までダッシュしたとか。
(心臓がヘタレのわたしにはムリだわ~)
玉三郎と市川海老蔵の「天守物語」を観たそうです。
も~も~すっごくよかったそうです!
いいなあ~。

でも!なんと今月、わたしも歌舞伎観に行くんだもんね!(昼の部です)
元義妹にチケット取らせました!←相変わらず人使いの荒い元義姉です
元義妹とその友人(腐女子&合田ホリック)と一緒に行きます。
お目当てはもちろん坂東玉三郎!
お相手は市川海老蔵。
玉さまが自分より背が高くて見目麗しい男を相手役に選ぶっていうのはほんとうなのか?
海老蔵いい男だもんな~。
男だったら抱かれてみたいよな~。

で演目は「海神別荘」です。
これは泉鏡花の作品ですね。
玉さまと泉鏡花の組み合わせはぴったりです。どきどきどき!

楽しみです~!




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